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Channel: サウス・マーシャル・アーツ・クラブ(エイシャ身体文化アカデミー)のブログ
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直観力について

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 以前、踊り場でくつろいでいる時に、女の子が二人何か下を向いて不安そうな顔をして歩いているのに出くわしました。

「何か落としたの?」と訊くと、ピアスを落とした、と言います。

 そうか。探してあげよう。と思いました。

 暗い室内、沢山の踊る人々。小さなピアスを見つけるのは割と大変です。

 二人は一歩づつ心当たりの場所を歩きながらローラー作戦で床を当たっている最中のようでした。

 私がしたことと言えば、まずリラックスして目を閉じることです。

 それから、なんとなくの方向に少し歩く。

 その辺に出くわさないかなあ。

 と思ったけど見つかりませんでした。

 そうだよな。と思って息を付き、何気なくこうべを巡らした時にその視線の先に金色の輪っかが一つ目に付きました。

 あぁ、これか。

 それを持ってさっきの子たちのところに行き「これのことかな?」と訊くとどうやらそうだったようでした。

 これと同じことが昨日もありました。

 友達の女の子が一緒に踊ってる最中にピアスを落としてしまいました。

 背の高い彼女に引けを取らないとても大きくていくつも飾りのついた派手なピアスで、落ちるなりすぐ拾って渡すことが出来ました。

 が「ポストがない」とのこと。

 大きなピアスの裏の受けの部品がどこかに転がってしまっているというのです。

 これは難しい。

 しかしどのみち私は踊るときは眼鏡をはずしているので、そういう物はもうまったく見れない。

 そこでまた例の奴です。

 頭をぼーっとさせて、彼女のこととピアスを思い浮かべて、右の掌をフロアの方に向けてなんとなく探るようにかざすとすぐに「ここかな?」と右手の薬指と中指の又の辺りが行きたがっている方に引っ張られるようにしてしゃがむと、指先に何かよくわからないなんとも言い難いなんかの小さな部品が触れました。

 彼女の所に持って行って「それってこれかな?」と訊くと「それ! よく見えたね」と驚いていました。

「見えてないよ」と眼鏡の形を作って見せてから「ここだよ」と眉間の辺りを示すと納得のいった様子でした。彼女は私が気功をしていることを知っているし、割とそういうことに関心のあるタイプなんです。

 こういうことが出来るようになったのは眉間の印堂穴という法輪(ヨガで言うチャクラ)が開いてからのことです。

 師父に「これはなんですか」と訊いたときに「直観力」と答えが返ってきたので、どうやらこれは直観力というものだそうです。

 さてここでオカルトやスピリチュアルは全否定の私の意見を言うと、これは恐らく脳のなんかの力が活性化したものなのではないのかなあ。

 引き出すことが出来ないだけで、脳って過去の記憶が全部あったり、エゴが気づいてないことも探知していると言います。

 それを任意で活用できるのが直感記憶という物で、有名なところだと将棋の羽生名人がこれの持ち主だそうです。

 公園に居る鳩の群れに小石を投げてから「いま飛び立った鳩は難波だった?」と名人に聞くと記憶をたどって脳に焼き付いている画像を見て鳩を数えられるというのです。

 たぶん私の脳も、私が自我が自覚出来ていない情報を物凄く持っているはずです。

 それがたぶん、この気功による活性化で活用できているということなのではないのかなあ。


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