これを書いている29日、都内練習会を行いました。
普通だとここで、稽古納めなどと言ったりするのでしょうが、うちはそうとも限らないのです。
功夫を始めたばかりの頃、師父から「カンフーは生活のなかにある」と教わりました。
日常と功夫を分けてはいけません。
練習着に着替えもしないし、一礼して道場に入ったりもしない。
普段の状態で常に練習をします。
気合を入れたり練習用の心構えを取ったりしてもいけない。
普通のままでいる心こそが大切だからです。
また、アルニスのグランド・マスタルからは「これから、お前が出会った人間がアルニスを教えてくれと言ったら分けてやるんだ。お前が居る場所がアルニスなんだ」と言われました。
なので、私のいる場所はみんな武術です。
だから稽古は収まらないし、来年になっても稽古初めはありません。
いつも稽古だし武術だからです。
それが私の習ってきたこととなります。