滾戦双刀と海賊武術 3
ここまで書いてきたことをまとめてみましょう。 中国武術は、明代で一度廃れていると言います。 その前、元代を探ると、そこで巨大な攻城兵器と火器、騎射で戦争を行う時代があります。 これにより、元の時代にモンゴル男児のたしなみである、乗馬と弓とブフがその時代の武術の基礎となったというアップデートが起きたものではないかと思われます。...
View Article墜落
週に一度だけ、プルアップの日を設けています。 補強の日は別にもう一日あるのですけれど、本筋のプルアップに挑む日は一日だけ。 というのも、負担が大きすぎるから回復に時間を掛けないとならないためです。 特に肩関節は傷めやすいので頻度が結果に直結しない。 目的地はワンアーム・プルアップ、片手懸垂なのですけれど、いまはその途中のアンイーヴン・プルアップのステップに居ます。...
View Articleあるプロレスラーの道
先日、非常に面白いおじさんのお話を聴きました。 その方はプロレスラーで、スーパースターの人なのでおじさんあつかいなどしては失礼なのでしょうが、第一声を聴くなり、飾らないとても元気なおじさんだなあとその感覚が体に入ってきましたので、善い意味でそう言わせていただきましょうか。 そのプロレスラーの方は、中学生からプロレスリングをやりたくて、高校ではレスリング部で土台を作りました。...
View Article今後の予定 随時更新
12月29日 日曜日 都内練習会 代々木公園にて 11時より 事前予約 3000 当日 3500 1月5日 日曜日 都内練習会 代々木公園にて 11時より 事前予約 3000 当日 3500 お年玉あり 1月19日 日曜日 都内練習会 代々木公園にて 11時より 事前予約 3000 当日参加 3500
View Articleなまこの先生
こないだラジオに出ていた生物学の先生は、禅をしているという人でした。 専門はナマコの研究で、ナマコというのは生命とは何かという概念を根本から変える存在だというお話です。 というのも、ナマコは仮にも微生物でもあるまいに、脳みそと言うものがないそうです。 それどころか、心臓もない。 では何をして生きているのかというと、何もしていないのだそうです。...
View Article5パーセント
慶応大学の准教授が言っていたのですが、人間は相対的な動物であるという考え方があるそうです。 これは、私が日ごろから危惧している人のことばかり気にしてそれを基準にしていて、自分の人生を生きていないということに繋がりそうなお話です。 さらに話を聴くとまさにで、他人より優っていると感じれば歓び、劣っていると感じれば悲しみという感情が湧いてくるのだと言います。...
View Article今年について
先日、免許の更新に行ってきました。 そしてもらったのが下の物です。 ようやくゴールド免許になれました。 以前にも仕事で毎日結構な時間を運転していたのですが、その時に交通安全キャンペーンか何かで短い期間に罠みたいな取り締まりに立て続けにはまってしまって、生まれて初めての免停を食らってしまいました。...
View Article稽古納めはありません。
これを書いている29日、都内練習会を行いました。 普通だとここで、稽古納めなどと言ったりするのでしょうが、うちはそうとも限らないのです。 功夫を始めたばかりの頃、師父から「カンフーは生活のなかにある」と教わりました。 日常と功夫を分けてはいけません。 練習着に着替えもしないし、一礼して道場に入ったりもしない。 普段の状態で常に練習をします。 気合を入れたり練習用の心構えを取ったりしてもいけない。...
View Article囚われ
まずはこちらの動画をご覧いただきましょうか。https://www.youtube.com/watch?v=F4VMz5SOCJg これは、私がフィリピン渡航までの間によく見ていた動画です。 フィリピンとはこういうところなんだなあと思って眺めていました。 この動画の中で、頻繁に観られる軽妙なやり取りはフィリピン武術の持ち味です。 とくにこのマスタル・マランガのところはこれを重視している。...
View Article食べすぎをふせぐちょっとしたコツ
日ごろから、指先は神経が敏感で精神とのつながりが強いということを書いてきました。 今回は、それに関係する食べすぎの避け方をご紹介しましょう。 と、言っても、決して「これをしていれば痩せる」とか「何キロ落ちた!」というたぐいの物ではなくて、あくまで間食の量が少しだけ減る、というだけの物です。 皆さんは、ポテトチップスなんかを食べているときに、無意識に手が動いているという経験はありませんか?...
View Articleガチャン!!
本日は、朝にしているダンスの自主練でガチャンという動作の練習をしました。 これは、私の好きなアフロ・キューバンのダンスで行うもので、まぁいわば基本のステップの一つです。 基本のその場でのステップがあり、次に習うのがガチャンです。 その後には慣れないと難しい移動のステップがあります...
View Article運動音痴の可能性
年末年始となると、だいぶん時間が空いています。 となると結局勉強するか練習するかとなって、より自分の本質の濃度があがるのですが、それでも時間があるぶん、普段はしないこともしてみたりもします。 私にとってはテレビでバラエティ番組を見ると言うこともそれで、普段は見ないのだけど知っている番組というのがたまたま目に付いたら観てしまいます。...
View Article禁戒(ヤマ)
少林拳の正統を考えると、そこにはやはり瞑想と言う本質が存在します。 その瞑想のルーツはと言うと、ヨガとなります。 これが伝わってきて少林拳となった。 ヨガと言ってもフィットネスの物から単なるストレッチのようなものまで色々ありますが、本質は瞑想です。 その瞑想のヨガである、ラ―ジャ・ヨガの考え方は、私たちには非常に勉強になるものです。...
View Article太極拳と蔡李佛 1
「北に太極あれば、南に蔡李佛あり」 この言葉は、ある番組で観た物です。 どの程度、真実性がある言葉なのかはわかりません。 その番組ででっち上げたものかもしれないし、蔡李佛の中だけで言われていた物かもしれない。 安易に武林の常識だなどと受け取ってはいけないものだと思います。 その上でこの言葉からくみ取れるのは、どちらも非常に人口が多い物だということです。...
View Article太極拳と蔡李佛 2
太極拳の開祖のお話を書きましたが、一端わき道にずれることをお許し下さい。 太極拳の始祖として仮託されているのは、仙人の張三豊という人なのですが、この人については面白い伝説があります。 この人は、全真教という道教の一派の祖、丘処機の弟子であったというのですが、この丘処機道人というのは、チンギス・ハーンの参謀のようなことをしていた人です。...
View Article太極拳と蔡李佛 3
宋太祖と王征南の鶴拳の話を挟んだところで、視点を南に向けましょう。 北方で陳王廷が隠棲していたころ、南に勢力を伸ばしてくる女真族と戦っていた一大軍閥があります。 それが、ここでは毎度おなじみ鄭成功将軍の鄭家軍です。 これは陳家溝の騎馬部隊とは違い、海賊上がりの水軍軍閥となります。 元々、倭寇の末裔の福建の海賊の旦那と日本人倭寇の元祖、松浦党の末裔の子女の間に生まれたのが鄭成功将軍です。...
View Article太極拳と蔡李佛 4
北方に向かった太平天国の北伐軍が、陳家溝に襲撃を掛けたことがありました。 これは武術界では有名な話で、特に現地での古老たちが自分たちの武術に伝わる武勇伝として語り継いでいるそうです。 陳王廷の子孫の陳仲(生生)と言う人がこれに手勢を率い、騎馬にて立ち向かってゲリラ戦を仕掛けたという話です。...
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