先にも書きましたが、今回のCOVIDは結果的に始まりになると思われます。
自然災害は今後より悪化するし、その結果さまざまな感染症が流行することになります。
ニュー・ノーマル化で分断が激化して対立や差別、不正の暴露に階級間の闘争も増えることは現状においてもすでに問題化されています。
そのような中で、一つ一つの事象から自分のためになるように物事を学んでより自由に生きる力を得られるように成長してゆくことが大切だと思っています。
もちろん、それでも産業革命後に生まれた大衆と言う人種の生き方は無くなったりはしないのでしょうが、そこに幸せが伴う率は著しく下がったように思われるのです。
既存の、過去の権威が作った仕組みの中に居る限りは、たとえ何億稼いでいても大人の作った場所で遊ばせてもらっているだけだと言ったのは百獣の王氏ですが、これは大変鋭いと思います。
これまでの権威が実力を持たなくなって衰退してゆく中で、彼等にぶら下がっていた生き方では収穫が減少するというのは容易に推測が可能でしょう。
いまの事態に必要とされているのは、新しい社会を作るための参画なのではなかろうか。
それだけが新しい価値観の世界での自分に合った居場所を得る唯一の方法だと思われます。
しかしそれでも、次の誰かが世の中を作って、それが形になってきたらそこにぶら下がろうという大衆の数が大きく減るということはないのでしょう。
けれども、その時に新しい形を作った人々というのは、大衆が妨害し、攻撃をしてきた人たちです。
遊び歩いていた人達、陰謀論に逃避していた人達、他人の足を引っ張っていた人達は、あまり甘い期待を抱かないほうが良いのではないでしょうか。
社会問題に取り組んで活動をしていたアーティスト、マイケル・ジャクソンの曲のタイトルを思い出します。
「彼らは私たちのことなんて考えてない」
世界の変化に参画している人々は、彼等に対してそう感じていると思いますよ。