私がテストで落としてしまった二科目、内容的には似ていません。
似ているのは、そこに至った経緯です。
前期に落とした科目の先生は、頻繁に小テストを出してくれる先生でした。
そこで私は定期的に勉強して、80点までは取っていたのですね。
そして、落第しました。
後期の科目では、テスト直前に過去問題の解析という時間を教授が設けてくれました。
それらの問題で、私は充分に手ごたえを得ました。
そして、落第しました。
ここが類似点です。
両方とも、行けると思って行って、始まってすぐに「え、こんな問題出るの?」と思ったんですね。
全然、想定外の問題が出ていたのです。
特に、後期の教授は、完全に過去問題では出さない傾向の問題が半分ほどありました。
つまり、私は完全に過去問題の経験によって問題傾向を分析して、その通りにやって失敗したのです。
少し翻って、全体のフィードバックをしてみると、今回はこれまでの「理解して取り組む」とは別の取り組み方をしてみました。
過去問を試してみたのですね。
試した結果、これが一番効率がいい。
驚くほどの効率性です。
まったく内容は把握しなくても、どんどん正答率が上がります。
現状、これが私の中での最強のテスト勉強法です。
ただ、ハイブリッドで行ったので、この方法だけ行いはしませんでした。
効率が良い方法と効率が悪い方法を混ぜて行っているので、結果効率は悪くなるということを経験しました。
そして、この過去問法で引っかかったのが、今回の落第科目だと見立てました。
インプットが間違っていたから、当然アウトプットも間違うのですね。
ここで気付いたのですが、これはつまり、AIと同じシステムです。
情報の取捨選択をせずに、まんべんなくインプットをしないと、正しい結果にはたどり着けません。
つづく