今回、肉文祭を無事に執り行えたのはありがたいことでした。怪我など起きなかったのは何よりです。
その上で、色々な人の個性を改めて感じることが出来ました。
今回、チャリティの企画と言うことでスタッフ、キャストは全員無償だったのですが、それでも普段有料でお仕事をしているプロの方が、自分から率先して参加を申し出てくれたりもしました。
その男気に大変胸を打たれました。
また、ある人はこの話を持ち掛けると「前から恩返しがしたいと思ってたんです」と勇んで快諾してくれました。
いい男です。
男性だけではありません。
女性ももちろん人となりが出ます。
無償、チャリティという環境で、良いものを出そうと取り組んでくれた皆さんは常からの人となりがしのばれました。
しかし、対してやはり平素の心ねが芳しくないのだなと伺えてしまった人たちもいました。
何かことをなすときに、その人の姿がよく見えてくることがあるのだと思います。
今回のことで仁=優しさ、義=スジの思いの強さを見せてくれた人々の反面、それらの無さを露呈し、信を無くしてしまった人々は、自分の行いが他人にどう受け止められるのかを察する智が足りなかったのでしょう。
どれだけ近しい仲でもケジメというのは大切です。
また、たくさんの人がかかわる活動では、そのケジメが失われてしまうと、よその人に多大な迷惑が掛かったしまうことがあります。
そうすると、仲間内にいる間は気にならなかったけど、広い目で見たらこの人ダメな人だよなあ、と言うようなことが起きてしまいます。
私は儒家ではないのですが、結局のところやはり仁義礼智信という五常の徳に帰結した気がします。
平素より、日々を自分の人格の結果だと思って、心を修めて生きることの大切さを痛感いたしました。
自分の心がライフスタイルを作ります。
↧
五常の徳
↧