先日、生前は祖父母と叔母が住んでいた部屋に移住しました。
空調もあるし、スペースもあるので、猛暑下でも結構快適に運動が出来てしまいます。
もはやMY武館、MYトレーニング・スペースで、こうして事務仕事をしていたり、書見をしていたりするところからやおら筋トレが可能ですし、不意に練拳も可能です。私の人生に大切な物が殆どそろっている。
しかし、実際には蔡李佛拳はやりにくい。
あれは合戦武術なので間合いが全方向かつ遠距離対応があるので無理。
通背も走り回るので難しい。
逆に、やりやすいのは五祖拳や客家拳、白鶴拳などです。
この辺は、船上や室内での練功がされていたというだけあってやりやすい。
とはいえ、客家拳は結構震脚要素があるのでそこはちょっと省かないといけません。
対して、五祖拳、白鶴拳、詠春拳あたりは足運びも静かなので問題がない感じです。
特に五祖拳は単式の移動稽古がいまのテーマの一つとなっているので、数歩単位で歩きながら拳を練ると言うのが非常にやりやすいです。
これをやっていて感じて来たのが、身を震わせる発勁を練習するときの、定力の強さの大切さです。
震脚はしないですがアホほど地面に圧着します。これを定力といいます。
この、圧倒的にアホほどに立つ力を、四肢を通して伝えてゆく。
それを主眼として反復稽古をしています。