私たちのアルニスの徒手技術は、モンゴシという物だということを以前に書きました。
次の渡航ではそれをきっちり教わることになっています。
モンゴシというのはまったく聞いたことのない名前です。
シカランやヤウヤンはまだ日本でも聞いたことがありましたが、シカランのテコンドーや、ヤウヤンのムエタイのように、モンゴシはカンフーがフィリピン化した武術だそうです。
YOUTUBEなどで検索しても分からないのは、スペルが分からないからなのか、いまのところ現地で見せてもらった物を探し当てることは出来ていません。
しかし、いろいろそれっぽい用語を活用していった結果、不思議な物を発見することができました。
https://www.youtube.com/watch?v=O_QxbtqyVfQこちらです。
フィリピンカンフーと書いてあります。
どうも、コンバット・シラットの要素なども入っているようですが、気長に見ていくうちに全然シラットっぽい動作がないように見えてきました。
また、シラットと言ってもそもそもが派によってはインドネシアに土着化したカンフーの物もあります。
なので、シラットの要素がどこに入っているのかはわかりませんが、とにかくこれがフィリピン式のカンフーだと名乗っているところに注目してみたいと思います。
動作を見ていると、あれ? なんだか知ってるような動きが……。
明かにいま、うちの看板のチャプチョイしたよね?
あ、いまのは鶴法だ、あ、あれは虎爪の用法だ。
とうとう靠も!
と、なんだか見覚えがありすぎて混乱してきました。
かなり、洪門拳法っぽいです。
モンゴシとつながりがあるものなのかどうかはわかりませんが、大変に興味深い物を見つけました。