台風直撃の中、学生さんたちがやってきてくれて、実のある練習が出来ました。
ありがとうございます。
前回の福島での企画に続き、今回は中国武術版の歴史を追う内容でした。
日本に渡来したと言われる柔術の中に見られる少林武術の容量を検証し、そのエッセンスを抽出した単錬法を中心に行いました。
段階的な説明を加えながら行っていったので、それらの練功法がどのようにして技法になり、そこから応用として変化して行ったのかということをなぞり、それぞれの形で同じ発勁が用いられていることを検証しました。
形によって、腕の力を活用してしまったり、精神的にやりづらかったりしてしまうのですが、共通の物として平静に行うことが大切です。
そこにやはり、私は禅の心を見た次第です。