世界の翆虎になれ、と師父に言われて、世界を旅するカンフーマスターになった時に「だったら英語くらいはできないとレッスンがしずらいよね」と思ったので勉強をしながらここまでやってきたのですが、しかし、これまで英語でレッスンをする必要がある人が来たことがありません……。
外国人は投げ銭制度を採用しているのですけれども……。
まぁまだまだ英語力がとてもとても低いので、それはそれで気にしても居なかったのですが、こちらで先日、先生に教室の隅に呼び出されまして「これから私は忙しくなる。新しい生徒、あなたが教える。これは、あなたのティーチャーとしての、プラクティス」とささやかれました。
えぇ?
いや、ずいぶん唐突だけど、まぁそういう急激な流れあっても特に慌てずならまぁそういうものかと乗っかるのが私の習性。
そのままなんとなくティーチャーレジデンスとしてクラスを始めたのですが、当然来てるのは外国人の生徒さんも居るので一生懸命英語で説明をします。
身体の部分とそこにある経絡のセンやツボ、そしてそこの捉え方をなんとか英語で話して、ウクライナ訛りのつよいほとんどフランス語にしか聞こえない英語での質問に回答しつつ実演もしてみせたりしているうちに「あれ? これ、私ほんとに例のヤツやってない?」と気づきました。
まさかアルニスやカンフーよりもこちらのレッスンを英語ですることになるとは。
英語でアルニスのレッスンは出来る気がしてきました。
もともと英語で習ってるからそれを踏まえても比較的やりやすそう。