一つ目のお土産
先週の今日に到着して一週間。休みなく観光もせずひたすら練習をして、ようやく本日試験となりました。 以前にこちらに書いたハンマーの使い方を先生に実演して、なんとかかんとか合格しました。 135式もある長いルーティン……。 しかも、135ったって実際は重複しているところはカウントしてないので実際にやることはそれ以上。それを一回の間違いもなく、正確にツボを狙って行うなんて……。...
View Article気が付いたら
世界の翆虎になれ、と師父に言われて、世界を旅するカンフーマスターになった時に「だったら英語くらいはできないとレッスンがしずらいよね」と思ったので勉強をしながらここまでやってきたのですが、しかし、これまで英語でレッスンをする必要がある人が来たことがありません……。 外国人は投げ銭制度を採用しているのですけれども……。...
View Articleルーシーダットンと気功
ルーシーダットンのレッスンが始まりました。 これが、なんと全式で言うと90式ほどあります。 90式と言ってもまた一式の中にいろんなバージョンがあったりするのでそれ以上ある……。 それ全部覚えるのが今度の課題です。 覚えるだけじゃない。出来ないといけません。 その内容なのですが、いやぁほんとに、我々中国気功をする者には大変に面白い物です。...
View Article朝気功
そんな訳で朝活気功をしていたら、そのことが学校にも伝わっていた。 朝、練習房に入るために手水桶みたいなところで足を洗っていたら、先生から「今朝はみんなの前で気功をやって」と指令が。 ??? またなんかのジョークなのかな? と思っていたら、いつも朝の授業前にやっているみんなでのルーシーダットンタイムで、代わりに私の気功をすることになりました。...
View Article空間とバランス
丹田、という内臓は存在しません。 仮想の重心として設定されているのですが、武術としてはそれだけでよくても、気功や治療などではおそらくそれだけではちょっと足りない部分が出てくるような気がします。 東洋医学、気功の観点においては人間には三つの丹田があり、それらは下腹部、胸、眉間の中とされています。 それらの場所にはでは何があるのかというと、私が習った系統の気功の本には、空間があるのだと言います。...
View Article空白でほどく
ルーシーダットンの今回のカリキュラムである90ポーズあまり、無事さらうだけは終わりました。 あとはひたすらプラクティス。 ほとんどの動作は、習った初日は身体がうまく馴染まないで苦しかったのですが、初日より二日目、二日目より三日目に身体が馴染んで、苦しさが減ります。 前の日に負担が掛かっていた軟組織が伸びている感じ。...
View Article謎のトレーニングデイズ
朝から夕方近くまでルーシーダットンをやって、食事を摂ってから部屋に帰ってやることはと言いますと、プリズナー・トレーニングです。 刑務所のような周りに物のない狭いところで行える自重トレーニングなのですが、これ、古代から伝わる物の末裔であるとのことで、マニュアル本の中ではインドのヨガ系のトレーニングや少林拳のトレーニングを紹介しています。 て、ルーシーダットンでも同じことやってる……。...
View Articleルーシーダットンと自重トレーニング
本日もルーシーダットンのトレーニング無事終了。 なにせ身体ががたがたの上に昨年は膝を壊して静脈血栓出来て死にかけてるもんで床に座り続けるだけでもえてして居心地が悪いのにさらには複雑なポーズをとってそっから動くんだから難しい。 この、ポーズを維持せずに動き続けるってのはどうも特色らしくて、ヨガをやっている人はちょっと戸惑うみたいです。...
View Article敬意を持った取り組み方
ポール・ウェイド著「プリズナー・トレーニング」を読んでジムに行かない間のトレーニングとしているのですが、これが結果、実は古代から伝わっているキャリステクニクス(自重トレーニング)と呼ばれる物だと知り、さらにその源流の中にいまタイまできて学んでいる仏僧の身体操法、ルーシーダットンが含まれているらしきことが分かってきました。...
View Articleジャー!
さて、私がいまやっていることを題材にした映画があります。 以前にも紹介したのですが、こちらの映画です。 https://www.youtube.com/watch?v=k2APuMHJvZk タイの映画というのは、すべて仏法法話なのですが、こちらもそのような作品となります。...
View Article気内臓
本日は、初のチネイザンのクラスを受講しました。 チネイザンは気内臓と書く、中国気功に伝わる気功のマッサージです。 内臓をほぐしてゆくというものなのですが、気功では内臓に感情の気がこもっているといいます。 五行に対応した五臓六腑が感情を生み出しているので、その循環が鬱滞するとどこかで籠ってしまう。...
View Article風の行く道
先の書き込みで、私の中には悲しみの気が溜まっていたということを書きました。 子供の頃から大人になるまでの自分の人生を考えると、当然予測していた通りです。 何分悲しみを心の支えにして、だからこそ自分は無意味に人に悲しみを刻み込むような人間にはなるまいとして公正さや理性を大切にして生きてきました。 気功の考え方では、体内をエネルギーが循環しています。...
View Articleワイクルー
一緒に勉強をしている仲間とムエタイを見てまいりました。 私は格闘技には興味がないのですが、ムエタイに関しては観たい部分があったのです。 その観たい部分というのは、ワイクルーと呼ばれる試合前の儀式です。 ワイとは祈り。クルーは先師の意味だと習いました。...
View Article重い精
こちらでも、昨年からしている精の運用の気功法を続けています。 この法をまとめてくれた謝明徳老師の気内蔵療法(チネイザン)を学びながらこれを行っているので、まさに内功漬けの日々という感じです。 気内蔵を教えてくれる先生も、どうも私が生殖系の臓器が弱いらしいことを気遣ってくれているようです。 しかしその一方で、こちらでの精の運用をしている時に、中で重さを感じるようになってきました。...
View Article悲しみの尽きるまで
チネイザンを受けると、内臓に籠っていた感情があふれ出すことがある、と言います。 特に悲しみが溢れることが多く、人によっては泣き出してしまうこともあるのだそうです。 そのような現象が起きるのが、この内臓への気功整体が感情のデトックス効果があると言われるゆえんの一つでしょう。 私もこの療法を研究するにあたって、当然人から施術を受けるわけですが、そのせいかこの数日どんどん悲しさが湧いてくる……。...
View Articleスクール活動計画
残る期間、無事練習をやり遂げれば、タイ王室からルーシーダットンの指導許可証がもらえます。 そうなると、いままでやっていたアルニスと功夫、気功の指導に加えてトークセン(仏教僧の療法)とルーシーダットン(仏教ヨガ)が追加できるようになります。...
View Article悪いところ
突然ですが尾籠な写真を失礼いたします。 怪我の類の画像のため、ご不快に思われる方は退避ください。 こちらは、カッサと言う療法を受けた私の背中です。 もとはやはり中華気功の療養法で、蒲甘(カンボジア)などではコインなどで体をこするという物だったそうなのですが、こちらで受けたのは歯の無い櫛のような専用の道具にてです。...
View Article見習いルーシー修行の日々
チネイザンの講習が終わって、再びルーシーダットンの練習に入りました。 毎日、朝一番に練習所に行き、門を開けて仏様にお祈りをしてから、足洗い場の準備をするのが私の仕事になってきてます。 その後で、生徒の皆さんが来たら朝のルーシーダットンの先導をして、最後にマントラを唱えます。 音痴なのでどうもこれが苦手であります。...
View Article環虚してまた
本日もルーシーダットン。 猛暑の中で朝からずっとというのは中々に疲れるものです。 とはいえそのだるさが良い方向に作用もしているのか、より力を抜いて行えるようになってきました。 となってくると、またいろいろ見えてくる物もありまして、それはまた後日別記事で書きたいと思います。 本日書きたいと思ったことは、その練習の合間に不意に思ったことです。...
View Article心身の再生について・1
私の師父は整体の仕事をしています。 以前に聞いたのですが、時々お客さんの中には良くない感情を力の元にしている人がいるそうです。 怒りであったり怨みであったり、悪意であったり。 そういった力の軸や基底のような物がどこに固まっているかによっても、気功学では感情の影響を推定します。私の中に悲しみが凝り固まっていて、それが力の軸になっていたようにです。...
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