ここのところ、教材のために始めた動画づくりをよくやっています。
ユーチューブで公開用の世間配布目的の物も作ったりしています。
私はそもそも自分の外見が好きではないので、自分自身の写真を撮ったりする趣味がない。
そのために過去の顔の画像が非常に希少です。
そのため、昨今自分の顔を見る機会が非常に増えたことで気づいたのですが、いや、改めて自分の顔、ひどいなあ。
単に見慣れていないだけかもしれませんが、異相すぎる。
昔兄弟分から「お前は容貌魁偉だ」と言われていたのですが、まぁ確かに。
鎮西八郎為朝が、ことあるごとに眦が裂けており、一つの目に瞳は二つ、腕は長くて身の丈は七尺の異形の怪童だと書かれていますが、背丈を除けばほとんど私です。
というのも、私の顔を見て何よりひどいと思ったのが、眦の裂け方。
いやはや、これは非常にひどい物です。
それから、腕の長さはというと、これが紳士服店では扱っていないと迷惑がられる物になっています。
専門店なのにオーダーしないと扱っていない。
そういう人間は居ないことになっているのか。紳士服の〇〇さん!!
まあそれは置いておいて、問題は瞳が二つのくだりです。
これは重瞳と言って、実際に存在する物です。
先天的な物と後天的な物があり、印象的なのは後者の方です。
コンタクトレンズがずれたようになっています。
これは確かに瞳が二つ重なっているように見える。
頭部などに激しい衝撃を受けるとこうなることがあると言いますから、荒武者の為朝のこと、さぞやそういう経験をしたのでしょう。
またその身の丈からうすると巨人症があったのかもしれません。
これもまた、頭部に衝撃を受けると脳下垂体のホルモン分泌に異常をきたすことがあり、結果、成長ホルモンの過剰分泌によっておこることがあると言われる症状です。
私が子供の頃にテレビで見た世界一背が高いびっくり人間は、滝から転落して以降、急に背が伸び始めたと言っていましたが、おそらく為朝も落馬か何かのきっかけでそのようなことがあり、また瞳も剥離してずれてしまたったのかもしれません。
それに比べると先天的な重瞳は非常に地味な物です。
なんというか、ちょっと見てみるとがっかりするくらいに地味です。
こんなものなのか? といつもお世話になっている眼科医の友人に見せたところ、色素沈着なのだという説明を受けました。
なるほど。光彩部に瞳と似たような色のそばかすのような物が出来るため、いくつも瞳があるように見えると言うからくりです。
そして、まさに私がこれなのです。
また、平将門は瞳の中に北斗七星があったと言いますから、もしかしたら七つのそばかすがあったのかもしれません。
視界に変化はないのか? と眼科医の友人に聞いたところ、瞳孔に影響はないと言われました。
もしかしたら、視界に影響があることで、潜在的に感性になにがしかの影響があって変わった精神になるかもしれないと思ったのですが、無いそうです。
とはいえ、私の世代には有名なある女性タレントさん、この方が非常に変わった瞳をしています。
ダブル・オッドアイというらしいのですが、一つの瞳の右と左で色が違うのです。
そしてこの人、どうやら幽霊が見えるとやらで有名だそうなのですが、もしかしたら視界にやはり影響があるのでは?
人種によって瞳の色が違うのは採光度合いの違いだとも言いますし。
視界の左右で明るさが違うせいで、なにがしかの影や揺らぎのような物があって、それが脳にサブリミナルのような効果をもたらして幽霊が見えるというようなロールシャッハ的効果を発揮しているのではないでしょうか。
私が学んでいる気功では、修行をしてゆくと金華と呼ばれる光が見えるようになると言います。
これは各地のシャーマンや宗教上の体験に出てくる黄金体験と共通性を感じるのですが、自分がまばゆい光に包まれているように感じる現象です。
これ、私も何年も前から経ているのですが、それは実は採光度と関係があるのではないかと思っています。
というのも、頭部の法輪(穴所、チャクラ)を気功で活性化させるのですが、これ、松果体と呼ばれる光を感じる器官だそうなのですね。
神堂穴と言い、いわゆる第三の目のところにあるのですが、そのツボが活性化して光に対して敏感になるから、自分が光に包まれたように感じる金華現象が起きるのではないでしょうか。
気功や東洋の行における一見不可思議と思えるような現象というのは、このように単に物理的な理由によって大半が解明できるのではないかと、実践者である私は思っています。