まずは、こちらの記事をお読みいただければと思います。
WEB特集 “なぜ傍観したのか?”フロイドさん事件 知られざる差別の構図 | NHKニュース
この警官だって悪人だとは言い切れません。
これを書いた記者の人も、現場で銃撃にあったと言っている。
そういうことが毎日ずっと続くと言う現実はある訳です。
その中で生きていることで、正気を保つと言うことは簡単なことではないでしょう。
ここで目を向けたいのは、その中でなお警察官が犯人逮捕を過剰に見える形で行っているときに、周りの人間がそれを注意しているということです。
暴力多発地帯の現場に居て、なおかつ警官が犯人を逮捕している時に、通りすがりの市民がそれに対して疑問を感じて抗議をしているというのは、やはりこの民主主義大国の心なのではないでしょうか。
この時の模様を撮影していた女性は、のちのニュースで「自分が止めていれば殺害は防げたかもしれない」と泣いている姿が報道されました。
最近になって彼女は、ピューリッツァー特別賞に表彰されました。
まさにこの場の人々、彼女の行動は歴史を変えた物と認定されたのです。
こういうことが批判の必要性なのではありますまいか。