今回のWSは、夏の暑さが苦しくない程度の練功をする、というのがテーマでした。
無理をして体に負担をかけるということは、気功の根本思想に反しています。中庸を取ることが何より大事。
そのため、今回はたった二つのことだけをやりました。
一つは、内功、胴体部の膜の活用の徹底です。
ひたすら禅密功などを一時間ばかりやり続けました。おかげでかえって鏡を見ると腹筋にうっすらラインが浮いていました。
もう一つ行ったのは推。
ひたすら勁で相手を推し飛ばす練習ばかりを。
これで確認できたのですが、もううちのワークショップに初期から来てくれている第一世代の人はみんな発勁が出来るようになった模様です。
月に一回の練習でこれだから、十分な成果。満足です。
新しい世代の参加者のみなさんからすると、前世代の人たちがすでに相談の対象になっていることを感慨深く眺めました。
順調に伝えるべきことが伝わっていっているのは、伝人として安心の思いのするところです。