以前、この夏はルッキズム腹筋作戦を展開していると書きましたが、現在進行中です。
少し見栄えに反映されてきましたので、久しぶりにポール・ウェイド式のハンギング・レッグレイズを試してみました。
完璧なフォームを志してみたところ、安全に行けると確証できたのは１０回まで。
もう１、２回は出来る余力があったのですが、どこかで姿勢が崩れたり反動を使ってしまったりしそうなところまで追い込まれていました。
それらの要素が入れば不完全な物になるのでノーカンです。
特に、この運動は肩への負担が著しい。
悪名高いバートレーニングによる上肢帯への負荷の中でも、トップクラスの破壊力なのではないでしょうか。
ですので、それ以上は突然の肩関節の不調が起る気配を感じて１０で停止の判断をしました。
多くの人が苦しめられている、肩関節周囲炎、いわゆる５０肩のきっかけにもなりえるので、万人におススメできるトレーニングではないというのが私の所見です。
それだけ肩への負担が高いということは、アブローラーの立ちコロと同じく、負担が腹筋以外に分散しているので、腹筋だけを追い込むには適していません。
おそらくは腹筋が限界に達する前に別のところに限界が来てしまう。
けれども、回族武術などの補強や感覚を掴むための運動としては非常に有用であることは間違いがないと感じました。
特に、把力に関しては非常に良いと思います。
つづく