生理学の教授から、老化について講義を受けました。
筋肉に関しては、意外に衰えない物だな、というのがまず一つ目の印象でした。
高齢者になると、毎年筋細胞が減少して脂肪に変わってゆくのだそうですが、これは年間1パーセント未満だそうです。
これならある程度筋肉がある人なら思っていたよりも維持は出来そうです。
私の場合は成人男性の平均の三倍くらいの筋肉があるので、ここに関しては激しく衰えたとしても常人の倍くらいはキープできそうです。
むしろ、鍛え続けてより増やしていくことさえ狙っています。
老化のもう一つの気になるポイント、脳に関しては、海馬が委縮することで記憶力が衰えて行くのですが、この記憶は短期記憶。
新しく物事を覚えるのは難しくても、長期記憶は存外に保存されているようです。
そういう意味では、私にとっては思っていたよりも老化には希望があるのだなという感じのお話でした。
そしてまた、私がこれまであまり意識していなかったことに目を向けさせてもらえました。
中国では気功は、老人のする者として一般的です。
養生効果とアンチエイジングに効果が高いとされているのですね。
私自身はいまだそこまで老化をしていないのでそれほどその部分に注目していなかったのですが、筋肉の保持や神経系のトレーニングなどに関して、私の学んできたことは恐らくかなり効果があるはずなのです。
これはね、より多くの人への福音になりうるということに気付かされました。