昨年の冬、自爆内傷をやらかしました。
その頃は週に三日ペースで筋トレをしていて、腕立ての日、懸垂の日、腹筋の日と分けていました。
腹筋に関しては回復が早いということで、興が乗れば週に二日に増やしたりもしていました。
だいぶ調子がよく進捗していて、腕立てでもメニューとレップスを増やし、懸垂もグリップを変えたセットを追加したりしていました。アブローラーの数も増えていて週に一度は回数を追加していました。
ちょうど、つよつよ三点セットをしていた時期とも重なりました。
ものすごい勢いで成長している、と思ったのはいいのですが、ここに問題が潜んでいました。
まず、すべての腕を使った運動は身体の中で最も傷めやすい上肢帯に負担を掛けます。
上肢帯とは、脱臼しやすい球関節である肩関節を支える周りのパーツになります。
腹筋は毎日やっても大丈夫だと言うくらい回復が早い筋肉ですが、実はアブローラーは腹筋以外に負担が掛かるので有名な器具です。
特に腰への負担が有名なのですが、腰への負担を避けるとその荷重が四肢に分配されます。
こと、上肢帯への負担が大きい。
やるたびに、左肩がバキっと鳴るなあとは思っていました。
どころか、左の胸筋が痛くなってきたのですが、ここは昔から筋トレを追い込むと痛くなりやすいところだったのであまり気にしていませんでした。
結果、息をするのも痛くなるほどになってしまいました。
冬場のことだったので、これは肋間神経痛かとも思いました。
しかし、とうとう深呼吸をすると痛んで生活に支障が出るレベルになってきて、学校を休むに至ってしまいました。
そのまま鍼灸治療を受けたのですが、結果、どうやら筋肉を断裂しかかっていたようで。
先生からアイシングを勧められて、しばらく筋トレはお休みすることになってしまいました。
筋トレのし過ぎで筋トレが出来なくなる。
貪を絵にかいたようなあほっぷりです。
つづく