先日、YOUTUBEのお勧めに恐らくは白人種らしき、シースルーのランジェリーの女性が移ったサムネイルがありました。
ニップトップのみならず、恐らくは女性器もそのまま見えていそうな姿です。
たまにこういう、まともに映っているのが海外だとあるようですね。
ミュージック・ビデオでそういう物を目にしたことがありますので、これは何か、またアダルト・コンテンツとは別のカテゴリで規制をかいくぐって来たのかもしれません。
これはけしからんなとチェックしてみたところ、なんとそれがＭＭＡの試合動画でした。
対戦相手の方はノーブラ。
となると、これはお色気コンテンツだという気がするのですが、いや、どちらも格闘技が出来る動きをしています。
しかも、すぐに組技に移行して分かったのですが、両者ともにきちんとＭＭＡ、というか、なんていうのでしょうかいまは、寝技でのパウンドありレベルのＵＦＣ的な試合が出来ているのです。
ところが、明らかに隙だらけだったり、決めに行かなかったりと、演出があるのがわかる展開をしています。
プロレス的なムーヴはまったくしていません。
なんということでしょう、これは、訓練を積んだ格闘家同士によるキャット・ファイト・ショーなのです。
あまりにも高度なその展開にあっけに取られて見ているうちに、心中に湧き上がって来たことがありました。
「これは、あの頃の総合格闘技だ」
いまから30年ほど前、アメリカでＵＦＣは始まり、その流れを受けた興行が日本でも起こり始めたころのことです。
総合と言ってもシューティングや各地方のアマチュア大会のようなシリアスな競技のではありません。あくまで客寄せのプロ興業のお話です。
日本におけるそちらの格闘技ブームは、明白にプロレスがリードしていて、プロレスファンを中心とした発信をしていました。
本格的な海外の選手を誘致していましたので当初はチケットを買って鑑賞していたのですが、やがてそこに胡散臭い動きが多々あることが目に付き始めて離れてゆきました。
というのも、明らかに演出が先行していて日本人、それも特にプロレスラーを持ち上げ続けて海外の選手を「悪役」扱いするような大衆的な演出が過剰であったり、またレフェリング、ジャッジなども偏っていて、はだしのゲンで突き付けられていたような愚かな大衆の異常な価値観による反知性主義の現場であることを痛感するようになったからです。
相手が有利になると試合中に言いがかりをつけてレフェリーに言いつけるような日本人プロレスラーの醜態、それに喝采を送るファンたちという光景は耐えがたい物でした。
いまだに、当時の作られたスターのプロレスラーに対して、英雄視をするような愚かな人々も沢山います。
しかし実際は、初めから組まれていた八百長あり、明らかに無名のアマチュア選手をマッチメイクするような演出もあり、興行界の様々なダーティ・テクニックの大ペテン興行でした。
結果、当初世界的にレベルの高かった日本人選手はどんどん劣化してゆき、いまでは日本のスター選手レベルではアメリカのＵＦＣには上がれないという状況になっていると聴きます。
大人によるビジネスのプロテクトの中でやってる振りだけしていると必然そうなるのでしょう。
あのような興行の流れは、当時通称「Ｕ系」と呼ばれる物の中から出てきました。
この、ど真ん中のプロレス興行から派生した物なので、プロレスのメソッド、通称モンキー・ビジネスの仕組みであるのは当然です。
このＵ系を代表する某選手は「うちは演武だ」と言うことを言っていますし、こちらこそは本当の演出抜きの試合をしている、と称していた団体、ＰのリーダであるＦ選手は肉体改造で有名になって映画にも出演したり本を出版したリしていた人物ですが、自身のユーチューブで自分がステロイド使用者であることを話しています。
また、このＰの外国人選手で初期ＵＦＣに出場して準優勝した大型レスリング選手もまた、ステロイドの作用で腎臓を病んでしまっています。
私は第四回大会のタルサで行われた大会で日本のプレスや通訳の人と一緒にその場にいたのですが、選手の中には普通にドーピングをしている人も居ました。
まぁ、プロレスラーが出場しているのだからステが禁止の訳がありません。上述のＰの選手など、身体を見れば一発でユーザーだと判る体格をしていました。
で、ですね。
最近判明したのですが、上に長々書いてきた日本の大規模総合格闘技大会の契約書には「この大会はステロイド検査はしません」と明記されていたというのですね。
プロレス団体が中心になっているのだからそれはそうでしょう。
そしてそれはつまり「どんどん使ってください」ということです。
当然、来日して参戦している海外の正当なアスリートがそんなものを使う訳はありません。
そんなことをしたらもう本業の大会で引っかかってしまってエントリーが出来なくなってしまう。
沢山の卑劣な片八百長のテクニックで海外のアスリートに不当行為を仕掛けて来た日本の大型総合格闘技大会(Ｐ〇Ｉ〇Ｅ)は、そういう選手に対してステロイドを打ったプロレスラーをぶつけていた訳です。
ステロイドを使った選手と闘うのは、武器を持った相手と闘うのと同じくらいに危険だと言う人も居ます。
大会全体を通して、そういう興行だったんですよ。
シースルー・ランジェリーの総合格闘技ショーよりずっと悪質だと思います。
最近も、日本の大会では有名選手のステロイド使用音声が上がっているようですね。
また素人喧嘩大会の看板選手も、使用しているサプリメントの中にステロイドが入っていたことが判明しました。
相変わらず、日本の格闘技というのはそのレベルなのだなと改めてゲンナリいたしました。