生化学トレーニング研究の中で見つけたすごい男、それが吉本興業の芸人、ハタノハタさんです。
彼は腕立て1000回というクレイジーメニューだけでやってきてる男だと言うことを聴いてどんなやり方で行っているのかがきになっていたのですが、ようやっと実際にやっているところを観ることが出来ました。
レギュレーションとしては、デクライン・プッシュアップをプッシュアップ・グリップを使って行っているようです。
バウンシーではなくてストロークが最大限に引き延ばされた物だと言うことになります。
これを100回1セットでやっています。
ジムに入ったことがないとのことで、3日に1回でこれをしていると言います。
こうして人と並んでいるところを見ると、身長があまり大きくなくて、頭が大きく見えるので元々細身の方だったのだろうと思われます。
つまり、自重には適した肉体と言えましょう。
とはいえ、実際にこれを日常生活としてやるというのは生半可なことではありません。
一般に80キロ以上の人間は危険性が上がるのでキャリステニクスは良くないということも言われます。
扱える自重のバランスがちょうどよいという体型がやはりあるのですよね。
という中で彼が恵まれた人間であるということは間違いないのですが、にしても誰にも真似が出来ないことをしている訳ではありません。多分。
多くの人が、彼のやり方を見習うことも可能なのではないでしょうか。
ジムに通い、マシンやウェイトで鍛えると言うのは合理的なのですが、それと自分の身体だけを使って鍛え上げた肉体と、どちらが本物の男の身体と呼ぶのにふさわしいかと言えば、私はやはりハタノハタ君の方を選ぶなあ。
まだまだ私は500レベルの男。数字一つとっても彼の半分にしか至っていません。
しかし、いつしか彼のような鍛え方が出来たら。
まさに、中国武術家としては理想だと言ってもよいのではないでしょうか。