前にアップされていた少林拳に関する動画に英語のスーパーが付いていました。
https://www.youtube.com/watch?v=O0HEImPYJTQ
決して英語に堪能ではないのですが、おおよ内容はうかがえたと感じました。
このシリーズの定番で、二人の若者が伝統系の門派を訪ねるのですが、今回のうちの一人はアメリカ育ちで、ウィンチュンを学んでカンフーを知ったと思い、軍隊経験があり、総合格闘技が好きで、格闘技に必要なのはスピードだと思っている若者です。
そういう、典型的な「いまどき」が、今回伝統の少林拳に触れるという内容です(たぶん)。
彼に教えるのは有名な徳健和尚です。
和尚は少林武術は禅だと言い、スピードではないと諭します。
生活の中で気を練り、自然と強調して命を養い、そして生き方を学ぶことを若者は経験させられます。
これは、私が普段からここに書いていることそのものです。当たり前ですが。
最後、若者は本物の伝統が世の中には正しく知られていなことを悲しみ、これがこのまま失われたら偉大な中華文化の喪失だと言い残します。
本当に、これに付け加えることはありません。
ほかのいかな格技とも本物の少林拳は異なりますし、禅と生き方を伝える物はこれしかありません。
現代武道や創作武術や自己流とは、本質的にまるでやっていることの意味合いそのものが違うのです。
少しでも誤解が薄まり、真実に触れて救われる人が増えることを望みます。