以前にここで、果物を取り入れるということを書いていたおり、果物しか食べないで暮らして居る学者さんが居ると言う話を書きました。
それが原因で膵臓を悪くして亡くなる方がいらっしゃるそうなのですが、この方はもう八年も無事に暮らして居るそうです。
その学者さんの最新のニュースがタイムリーに入ってきました。
news.livedoor.com/article/detail/14593802/
空気中の窒素を取り入れて体内でタンパク質に換える微生物が腸内に発見されたそうです。
これ、数か月前にここの文章で書いた牛のケースと同様の物です。
その時は、牛は草だけ食べてもそれを食べるバクテリアが体内に居て、その死骸がタンパク質として牛本体に吸収されている、ということを述べました。
これは生物が小宇宙として一つの世界を形成していると言うタオの考え方の例として挙げたように記憶しています。
そして、数日前には人間の体内のうちに人間本体の部分は全体の43%ほどであるということを書きました。
あとは微生物です。
これもまた、人というものが一つの小宇宙であるということのサンプルとして挙げたものです。
その流れからの、この学者さん。
これはすごいことです。
まさに古代の神話の中にいる仙のような状態です。気功家の究極の様のようです。
いずれこの腸内環境の再現性が研究されて、人類の宇宙開発や食料問題に大いに反映されてゆくことでしょう。
改めて、古代の人が研究したタオイズムの恐ろしさに触れたような思いがあります。