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Channel: サウス・マーシャル・アーツ・クラブ(エイシャ身体文化アカデミー)のブログ
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膝の変

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 右膝の様子がまた変わったなと思ってから、もう一月経っていたことに気づきました。

 初めは、正座をしようとしたときに、ふくらはぎと腿の肉がぶつかって曲がらないと判明したのです。

 同じことは前にも経験していました。

 その時は少ししたら治ったので、またいつもの換骨が起きたのだと思いました。

 中国武術をしているとどんどん身体が変わってゆくので、こういうことがわりにあるのです。

 しかし、ひと月はなんぼなんでも長い。

 確かに、両方のふくらはぎから下が鉛の長靴をはいたように重くなっていて、そのために大変勁が強くなっていたので気に入ってはいたのですが、よく見たら右だけむくんで一回り足が大きくなっています。

 もともと私は両膝の半月板が削れていて、それを中国武術で補っています。

 内側の肉の膜で骨の代わりに支えているのです。

 特に左が悪いので、右が支えるために膜が厚くなってるのかとは思いました。

 しかし、いつまでたっても変化が落ち着いた感じがしないので、これは功を焦ったかと言う気がしてきました。

 心当たりはいくらもあります。

 去年から先天的に悪い足首の換骨を意図的に行っていること。また脚全般のストレッチを気功をもって急速に行っていること。

 功夫がついても偏差が出ては良くありません。特にひかがみの下が張って痛い感じがするので、いささか気になって整骨院に行ってみました。

 すると、リンパがたまっている、いわゆる水が溜まっている症状だと言われました。

 膝周りをはかってもらったら、右のほうが4センチも大きいのだというのです。

 骨格の角張ったところを肉が包んで丸くなるのは、中国武術家の身体の特徴なので、そうなのかと思ってましたが水が溜まっているのだと言われると納得のいく話。

 そこで気功を行ってリンパを流してゆくことにしました。

 および、インド式の食餌療法を伴うことで、みるみる足は縮んでいきはしました。

 しかし、それから一週間。リンパが引くのに入れ代わって今度は膝に痛みが現れるようになってきました。

 これはもしかしたら、リンパは必要だったのかもしれない。膝の負担を緩和していたのかも。

 今度は整形外科に行ってみると、水は抜くほどたまってないとのこと。また、膝周りをはかるのも意味は無いと。うーん、意見がまったく違う。

 お医者さんは、よくわからないのでとりあえず痛いなら炎症を収めるクスリを出しておくとのこと。

 整骨院でも整形外科でも関節や脚を触診してもらったのですが、どちらも中国武術の身体の知識があるわけではないので、異常時と正常時の検討が出来ず、けっこう困った感じになっています。

 となるとそれぞれの見立てを元にまた気功などでケアをしてゆくことになるのですが、やはりまた新しい換骨の過程なのか。

 それとも、静脈などの血管の病気なのか。

 いずれとしれないところですが、まずは様子をみてみましょう。


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