もう一週間でタイに出発です。
それに備えて、一月末に血管の病院で血液検査の結果を見てきました。
昨年急に死にかけて以来かかっているのですが、おかげさまで静脈血栓の数値は標準値にすっかり下がっていました。
これで完治かな? と思ったのもつかの間、お医者さんが曰く「中性脂肪がちょっと高い、尿酸値もちょっと高い、血圧も高めだから引き続き来るように」とのこと。
中性脂肪というのは、どうも血中の栄養素のことらしく、これは常に血管の中にタンパク質を入れておく風習のある筋トレ―二―の特徴かもしれない。
尿酸値はちょっとショックでした。
「ほんとにちょっとだから、こんなのアルコールを控えればすぐ下がりますよ」と言われたのだけれども、私、アルコール飲まない。
なんで上がってんだ?
それから血圧も同じことを言われたのだけど、アルコールもたばこも吸わない。
一応、ジムで測ってる血圧計に付属の表で見ると私の血圧はそう高くはないはず。
でも、先生曰く、それはもう古いとのこと。現在ではある程度、血圧というのは低ければ低いほどいいくらいの考え方らしくて、私の歳で130あっては芳しくないらしい。
120までは下げましょう。すぐに下がるから。ということでお薬が処方されることになりました。
かくして、血圧の薬を飲むと言う非常に年寄りくさいことになり、また食事も一気に別の気づかいを必要とすることとなり。
玉ねぎと納豆をやたらに食べなくても良くなったのですが、今度は揚げ物なんかが控えられることになりました。
これは、いままでベンチで165も挙げながらプロテインも飲まないというナチュラル派のマイナス面が出たのでしょう。
食べ物だけで栄養を摂ろうとすると、結局塩分や脂質が多すぎるんですよね。
というわけで、以後、食事はもう野菜を食べることだけ考えていればよくなりました。あとはプロテインです。
これは楽です。これまでは両方摂れるものをいつも選んでいないといけなかった。
とはいえ、すぐにタイでひと月暮らすのでもはや自分で理解して食事を選択する機会はめっきり減るのですが。
忘れずに薬もっていかなくちゃ。
健康なのに未病になるのを避けるために薬を飲む。あるいみ漢方的ですかねえ。
そんな中、経典を読み終えました。
最後まで読んで分かったのですが、これまで私が師父から学んで行ってきた気功というのは、死のための練習であるということがわかりました。
メメント・モリ。
思想と言うのは、そこに行きつくものなのですかねえ。
そして、もう一つ書いてあったのは、眉間の経穴が開くと、血圧が若干上がることがあるとのこと。
私の微妙に高めの血圧ってそれなんじゃ?