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Channel: サウス・マーシャル・アーツ・クラブ(エイシャ身体文化アカデミー)のブログ
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新しいスクワットの実験

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 私が十代の頃から一番好きだったキャリステニクスはスクワットでした。

 一番回数が多く出来るからです。

 それに、手の力で格闘技が強くなるというのはなんだかインチキ臭くて好きではありませんでした。

 手力よりも足腰の力が強いというのが、より「正しい強さ」だと思っていました。

 その方向性は大きくは間違っていないと思っているのですが、方法論が間違っていた結果、スクワットのし過ぎで半月板が損傷、変形性関節症の人生を送っています。

 一時は立っているだけがきついくらいだったのですが、その後、中国武術によってだいぶ補強されています。

 それで調子に乗って、時々「そろそろいけるんじゃないか?」とスクワットをしようとしてまた膝を痛くして辞める、ということを繰り返しています。

 いや、別にもうスクワット要らないんですけどね、中国武術の練功で脚は鍛えられるので。

 でも、中国武術をするために足が強い方がいいとなると、補強のスクワットでもやってみたいと思ってしまうんですね。

 スクワットは、非常に優れたキャリステニクスです。

 プッシュアップ系とブリッジ、スクワットさえあれば困ることはない。

 膝を損傷したのでブリッジも危うくなり、いまでは代わりに懸垂をしていますが、もしここにスクワットが加えられれば、非常によい運動生活が送れることになります。

 人間、老化すれば膝への負担は誰でも抱える問題となります。

 それを補強するために、早い段階からの筋肉の強化があるにこしたことはない。

 筋肉量は健康に付与します。

 血行を良くし、ホルモンの分泌を増加すると言われています。

 また受動的な意味でも、足腰の弱さは老化、認知症を招きやすいとも言います。

 それらの意味で、やはり下半身の良い鍛錬方法ということに非常に関心があるのです。

 そして実は最近、これらの研究の繰り返しによって膝への負担が軽いスクワットを見出しつつあります。

 現在、自分で行いながら様子を見ているのですが、ここまでのところはいい感じで、これまでのように傷めどころを再発させたりはいていません。

 骨格に負担を掛け過ぎず、筋肉だけに負荷をかけることに成功しているようです。

 これが上手く行けば膝負傷者にも可能な夢のスクワット、下半身の鍛錬法が見つかります。

 安全が確認できるまで実験が積めたら、いずれセミナーなどで公開できたらいいなあと思っております。


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