通っている鍼灸学校での、二年生最初の期末テストが終わりました。
長らく休業中にしている対外活動の再開にそなえて昼間部に転籍した私にとっては、このクラスでの最初のテストということになります。
一年生では基本的なことを学んでいたのに対して、二年生では以上に難しい生理学が三科目に分かれて存在しており、また臨床医学に関する科目も二つあります。
前者に関してはこれまでまったく触れてこなかった世界なので、四月の最初の授業の段階でしっかり学ぼうと思って関連書籍を買い集めて、新しい観点から世界を観れるようになったことはこれまで書いてきた通りです。
後者に関しては、私はあくまで研究者の立場として通学をしていたので、このような実践的な学問に対してはまったく門外漢、実に苦戦をしています。
それらを含めた八科目に渡る学科のテストの内、まずは臨床を含めた東洋医学系三科目が先に返却されました。
最初に返されたのですが、実はこれらは最後に実地された三つのテストです。
まぁこれはあまり勉強が出来ないタイプの生徒のあるあるなのでしょうが、御多分に漏れず私も後に実地されるテストほど勉強時間が押し迫って足りなくなり、実に備えが不十分でありました。
ですので、落第して追再試を受けることになるならこの三科目だなあと覚悟をしていました。
テストの合格ラインは、高校の時の41点とは違って60点です。
ですので、半分程度の正答率では落第です。
テスト勉強が苦手な私からすると、これはだいぶんに厳しいところです。テスト後の感触としても、まぁボーダーと言ったラインでした。
結果的には、60~70点ラインで今回は上記三科目はかろうじて落第を免れることが出来ました。
が、答案返却時に、恐ろしい事実を先生から明かされたのです。
つづく