前回は私の運動量を書きました。
これだけです。それで筋量は増えて、体型は改善されました。
以前、肉体改造に成功したあるプロレスラーがエクササイズの本を書いたときに、極意は「プロテインを摂ることだ」と繰り返し書いていて、食事では脂肪分や調味料を使わなければかっこいい身体になるということを強調していましたが、私はプロテインは飲んでいません。
その他のサプリメントもです。
食事は完全に普通の物。食べたい物を食べています。
代わりに、これは絶対にした方がいいと思っている物が二つあります。
一つはストレッチです。
これはほぼ毎日、必ず行います。
運動そのものよりも、アフターケアに使っている時間の方が長い。
これを怠ると関節や筋肉に負担が掛かって怪我や不調、疲労感の原因となってしまって心身の健康に良いとは言えなくなります。
この、休養ということがとても重要です。
もう一つ、大切なのは気功です。
これも一つには休養としての意味がありますし、瞑想の健康効果は昨今よく話題となっています。
そこから一歩先に行きますと、これによってホルモン分泌に影響があるようにも思うのです。
ですので、この部分があってこそのフリーダム・ボディ・エクササイズです。
伝統的なヨガや気功に由来するというのはこういうことですね。
以上によって、私は日々幸せな気分で、健康的で、お金も時間も節約しながら心身の向上が出来ています。
心と体を自由にするエクササイズと名付けたのはそれらの理由による物です。
このやり方を指導したときにある女性に「これだけでいいの!」と驚かれたので、私は「これ以上しちゃダメです」と言いました。
不安間に駆られて運動をし過ぎると、かならず負担や消耗になって、結果幸せにはなれません。
そういう不自由なやり方に我々現代人は慣れ過ぎてしまっています。
一つ一つを大切にやれば、それで充分。
不安や強迫観念から離れて、自由に生きるための身体づくりですので。