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Channel: サウス・マーシャル・アーツ・クラブ(エイシャ身体文化アカデミー)のブログ
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腹筋の変化とその所見

 先日、アブローラーが35まで行けました。 夏前に何度目かの使用再開を始めた時には10回で精いっぱいでした。 その前にやっていた時には、いくらでも出来た代わりにまったく効果が感じられなかったのですが、今回は使い方に関してよくリサーチして行った結果、10回で充分に効果が出るようになりました。 アブローラーは腰クラッシャーとして悪名高いので、正しく効果が出せるということはとても大切です。...

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努力の自己投資について 1

 なぜ人はドーピングをするのかというと、努力に対して結果が返ってこないのが嫌だからだ、と語るトレーニーの動画を観たことがあります。 これは、人間の成熟度の根本にまつわるお話だと思いました。 人はそれなりに大人になって、あるいはなにがしかひとかどの人間になったりすると、努力の仕方というのを自分なりに獲得する物です。...

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努力の自己投資について 2

 世の中には「筋トレは絶対に裏切らないから好きだ」という人が多くいます。 私も基本的にはその要素が幾分ありまして、必ずしも満足な結果は得られないし効率がいいとは決して言わないのですが、少なくとも筋トレは世の中のあまたある事象の中では還元性が極めて高いものであろうと思っています。 何かすれば筋肉痛になるし、繰り返せばそこに筋肉が付きます。...

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努力の自己投資について 3

 前回は、いま90キロでプロレスラーに間違われるような私が、元々まったく筋肉が付かない体質だと言うことを書いてきました。 過酷な運動をすれば人並みに筋肉が付いたのはせいぜいハイティーンの頃くらいで、それ以降は毎週何度も死ぬほど運動をしてもマッチョにもならず痩せもしないという状態でした。 しかし、数十年かけてようやくここに至ったのです。...

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点穴の原点

 中国武術には色々な段階があるのですが、大きく言うと表象の形の段階や得勁の段階のような物があります。 表演武術というのはこの形式の段階が独自進化した(させられた)物でもはや武術とは言えないパフォーマンスの段階に行ってしまった。 勁の段階では、もちろん用勁を学んでここで中国武術的な力が初めて理解に至る訳ですが、これが日本では大きな誤解の元になっているようです。...

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サークル・オブ・ライフ 反知性主義とディストピアの向こう側 1

 先日古書店に行ったら、村上春樹の「一人称単数」の文庫本と出くわしました。 少し落ち着いたら買おうと思っている間に、三年経って文庫になっていたのですね。 時の流れの早さに驚いた次第です。 パラダイム・シフトに入ってから、世の中の変化速度も大きく加速したように思います。...

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サークル・オブ・ライフ 反知性主義とディストピアの向こう側 2

 何かがおかしいと気が付いてしまったガイ・モンターグは、それまでは何やら深いことを言って自分を洗脳していた上役の署長が、実は禁断とされている本を読んでいるのではないかと気になりだします。 そんな中、また焚書の現場に行ったところ、所有者の夫人が自らも本と一緒に炎に飲み込まれるという事件に遭遇します。...

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サークル・オブ・ライフ 反知性主義とディストピアの向こう側 3

 なぜ、愚民化政策にやられてしまった人々は歴史改竄に励むのでしょうか。 彼らを扇動する政治家たちは、過去の事実を突きつけられると一様に「様々な見解がある」というようなことを言って終わりにしようとします。 こういった連中に彼らは踊らされてしまっているのですが、学者の内田樹先生は、物事はすべて相対化が出来る物だが、そこで思考が停止してしまうのは低能だからだ、とおっしゃっています。...

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サークル・オブ・ライフ 反知性主義とディストピアの向こう側 4

 多くのディストピア小説では、最後に主人公側が敗北して終わります。 結局は人間はバカばかりになり、すべては権威に飲み込まれて空洞化してゆく、という形で巨大なシステムの遠景が想起されて終わることが多い。 しかし、華氏451度では変わった終わり方をします。 本の人間になると決意して旅立つところで物語が終わっても良いのに、そこからある種の結論が出されるのです。...

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崩れない整勁

 先日、五祖拳の対打をしていました。 片方が突き、片方がそれに対する返し技を反復して套路の中の用法を入れるという内容です。 この時、突く側は木人のようになって手を出しているのですが、老師が今回はそこに勁を入れろと言う指示を出されました。 五祖拳は通背とは違って蔡李佛のように強い整勁を用います。 その状態で振り回すのではなく、まっすぐ突くところが難しい。そこにまた別の工夫が必要になってきます。...

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問題の調整

 相変わらず、筋トレ関係の動画がYOUTUBEのレコメンドで流れてくるままに流し見をしているのですが、最近は女性のコンテスト参加者の物を観る機会が増えてきました。 男性のハードコアなトレーニーの物は、こないだまでのステロイドに関して調べていた時期に沢山観ていたからかもしれません。...

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個人的に失われたフィリピン剣術

 以前にも書いたことですが、私は日々の練功において、蔡李佛拳、そこから発生したラプンティ・アルニス、総合鶴拳である五祖拳、そして回族北派少林拳である通臂拳を研鑽していて、時間や労力がかつかつです。 やはり、継承者としてやっていくには、それをもう人生として行ってゆく姿勢がないと難しいように思います。片手間ではちょっと難しい。...

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季節変わりの体型変化

 九月も末日となりましたが、今年は10月まで夏日が続くと予測されたとおり、相変わらず夏日の気温が続いています。 それでも、朝晩は涼しくもなり、また最高気温自体は下がりつつあることを体感しています。 ここで気になってくるのは、夏場には狂ったようにあふれ出ていた汗の影響です。 というのも私は、空調無しで生活しておりますので(その中でテスト勉強もしていたのだぜ)、夏場は常に全身が粘液に覆われています。...

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That’s フリーダム・ボディ・エクササイズ! 1

 前回、記録的酷暑の中でもトレーニングが順調で、私の身体がきちんと発達している旨を書きました。 こう書くと、もしかしたら私がしているトレーニングの実際と、読まれた方のイメージの間で大きな乖離が生じているのではないかと思って今回、私自身が提唱して実践している、フリーダム・ボディ・エクササイズという自作のメソッドの実際について書かせていただきます。...

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That’s フリーダム・ボディ・エクササイズ! 2

 さて、前回はいまの自分の身体状態に至った経緯とその道のコンセプトを書いてきました。 今回は詳細をお話してゆきます。 まず、ジムを辞めてフリーダム・ボディ・エクササイズに移行してからの最大の特徴として、体重が増えたと言う物があります。 私はジムではフリー・ウェイトを使ってエクササイズをしていたのですが、その頃の体重が80キロ頭くらい。...

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That’s フリーダム・ボディ・エクササイズ! 3

 前回はジムには行かないし走りもしないということを書きました。 となると、ダンベルを使ったようなフリー・ウェイトを家ですると言うのがもっとも定番のいわゆる「宅トレ」なのですが、それもしていません。 ウェイトを使ったなら、それはジムに行くのと本質的には変わりません。いわゆるホーム・ジムです。 では何をしているのかと言うと、腕立て伏せや公園での懸垂などです。...

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That’s フリーダム・ボディ・エクササイズ! 4

 前回は私の運動量を書きました。 これだけです。それで筋量は増えて、体型は改善されました。 以前、肉体改造に成功したあるプロレスラーがエクササイズの本を書いたときに、極意は「プロテインを摂ることだ」と繰り返し書いていて、食事では脂肪分や調味料を使わなければかっこいい身体になるということを強調していましたが、私はプロテインは飲んでいません。 その他のサプリメントもです。...

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運動能力と大きさの話 1

 先日、期末テストも終わったことだしと思って古本屋さんに行って、いくつも本を見繕いました。 その中で「あれ、これは読んだかな、どうだってけな、分からない」と思う作品がありました。 リー・チャイルドの、ジャック・リーチャー・シリーズの中の一作です。 なにせ20作も出ているシリーズなので、どこまで読んだかを覚えているのは大変難しい。 しかも近年は新作を読んでいませんでした。...

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英雄の旅 修業の日々と言うこと

 生理学を勉強していると、感受性と言う言葉によく接します。 痛みの感受性や、反射の感受性、温感の感受性や、速度の感受性など。 また、化学物質への感受性などという物もあり、薬品などがどれくらい効くかということに繋がってもいます。 この感受性ということは、内面的にも大切なことだなあと最近ふと思いました。 このきっかけとなったのは、あるラッパーのPVです。...

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運動能力と大きさの話 2

  前回、ジャック・リーチャー対大男の話を書きました。 その大男、190のリーチャーに対して210センチくらいあります。 体重は110キロ以上。 興味深いのはこの巨人(作中で繰り返しそう書かれる)に対してリーチャーが「ボディ・ビルダーではなかった。普通の人間の身体のまま巨人になっていた」と感じていることなのですね。 以前に倒した小人のボディ・ビルダーとは違って、体型自体は普通なのです。...

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