同好会に参加している皆さんは、武術で強くなりたいとかそういう人たちでは無くて、施術家として生きていくための足掛かりとして身体の仕組みや気に付いて勉強しにきている皆さんです。
だからこそ、私も安心して深い内容をお伝えできる訳です。
どうも武術を求める人たちはまともに道を突き詰めようとしない割には即物的な物に飛びつきがちで、練習者として信頼できない方が多い傾向があります。
目的意識があいまいだからどうしても仕方ないのでしょう。
施術家の人たちは、身体の勉強をして仕事に繋げると言う明確な目的意識があるから取り組み方が信頼できる人が多いように思っています。
職人さんの目利きの部分ですからね。
先日、そんな皆さんの中の一人の方が「気が落ちるようになった」と喜んで報告してくれました。
タイ式マッサージをされている方で、マッサージの先生からいつも「どうしてもっと気を落とさないんだ」と怒られていたそうなのですが、怒られたって気って何? 降ろすってどういうこと? とずっと悩んでいたそうです。
それが気功で下ろせるようになり、しっかり立てるようになったとのこと。
人を揉むのがすごく楽になったそうです。
こういうのがすごくうれしいです。