泰拳の考察について
泰拳についての研究を話すと、師父からそれは十分にありそうだという反応をいただけました。 大師も、太拳は大変好まれていたようで、特別に扱っていたらしきお話も伺えました。 一方で、タイ側からの見解が知りたいと思っていたところ、ムエタイ研究の第一人者というヨートン・セーナーン師という方のインタビューを発見できました。...
View Article求める物
先日の稽古の後で、生徒さんに話したことがあります。「いまはお金が欲しいのです」 そのためには売れたいのです。 というのは、またフィリピンに居るグランド・マスタルのところに行って、謝礼を支払う資金とするためです。 そこで次の修行を受ければ、今度は私もグランド・マスタルになるとのことでした。 それが私の当面の目的なのです。...
View Article再度五獣を考察してみる
南派武術名物、五獣というのがうちにもありまして、虎、蛇、鶴、豹、象がそれになります。 普通は龍なのに象。 これは、龍が皇帝の象徴だから革命武術としてすげかえたのか、あるいは龍は悪魔の化身ということで太平天国党のキリスト教ギミックに適さなかったからなのかと思っていましたが、別角度からの考え方も出来そうな気がしてきました。 五獣の相はそれぞれ、要訣を表現していて、それを代表する技があったりします。...
View Article三才を認識する
状況を判別する時の、三つの要素という物があります。 天、地、人です。 天とは時間のこと、地とは場所のこと、人とはそれにまつわっている人の要素です。 タオの思想では、この三つを三才と言います。 気功で言うなら、これらを認識することが行になっています。 認識することで認識力を養ってゆくことが大切だからです。 これを神(認識力)を養うと言います。...
View Article外功エクスクラメーション
相変わらずキャリステニクスを日々の道標として暮らしを送っております。 少林拳にはこの手の訓練法が豊富にあり、やればやるほどいかにも少林拳的なガチムチになって行く気がしています。 それも、業界の人なら苦笑いの南派の例の体形……。 ちなみにこれをしないと、年かさの伝統武術家タイプの撫で肩で周りの太い魚雷体型になって行きます。...
View Article泰拳の兵器
タイに修行に行っている間から、北方先生の岳飛伝を読んでいます。 大長編なのでまだ読み終わりません。 なぜ岳飛伝を選んだのかというと、この小説では南宋四代将軍の一人であり、中華最大の英雄とも言われる岳飛将軍が、東南アジアで大活躍、という内容だからです。 もちろん史実を大きく飛躍させたフィックションです。...
View Article前足!
本当に、相変わらず練功をして套路を打ってキャリステニクスをしている日々です。 あ、モンゴシも入れなおしておりますよ。 そんで九時半に寝て五時半に起きてます。 そんなことをしていると本当に日々が早い。 このままだとすぐに夏になってしまいそうです。 この二年は体形が芳しくないのでビーチでもシャツを着ていたのですが、今年はなんとか脱げそうです。...
View Article生涯体育
始まりましたゴールデン・ウィーク。 早速いつものラテン系友達の主催するシュハスコの集いに参加してまいりました。 そこで、せっかくだからとトークセンを持ち込んで色んな人の身体を叩かせていただきました。 いろいろな人の身体を叩いて経験を積むことは、身体に携わる仕事をする上で大切です。...
View Article自主性
5月1日に行う「内功セミナー」を開くことにしたきっかけは、ある生徒さんから「以前に習った六字訣が良く分からないのでセミナーを開いてください」という働きかけがあったからです。 厳格な伝統的老師にであれば、このようなことは言いづらいことなのかもしれませんが、私にとって大切なのは生徒さんたちが理解して出来るようになることです。...
View Article5月1日 内功セミナーに関するお知らせ
天気予報によりますと、当日は雨と言うことですので、会場を変更いたします。 元の代々木公園からも近いこちらになります。 住所は、東京都渋谷区渋谷2丁目11-12...
View Article名人の施術
朝のワンコイン・ルーシーダットン企画、反応もなかったので誰も来ないんだな、と思いながら現場に行き、一人で気功とルーシーダットンをして帰ろうと思っていたら、いつもの生徒さんがきてくれました。 しかも二大先生……。 ワンコインでリラクゼーションをやる企画なのに、ふつーに濃い時間になりました。 ひとしきりの内容が終わった後、名人が施術をさせよと言ってくれたのでお願いしたのですが、これがまた濃かった。...
View Article身体を造る
少し前に、太極拳は身体の扱いが良くなくて、深刻な負傷が問題になっている、という記事を書きました。 https://ameblo.jp/southmartialartsclub/entry-12457597537.html ただこれは、太極拳に限らず、あらゆる運動に言えることかもわかりません。...
View Article圧を逃がすな!!
ポール・ウェイド氏の提唱するキャリステニクスのやり方に従ってトレーニングを始めると「あれ? ほんとにこれなの? これだけ? こんなでいいの? ぼくなにか読み間違えてない?」となることは間違いないでしょう。 なぜなら壁に寄り掛かった腕立て伏せをたった8回、それを1セット、というようなメニューが支持されているからです。...
View Article5.5 泰拳体験会の概要
5月5日、泰拳体験会は、中国は江西省のタイ系民族、チワン族に伝わってきた泰拳(古式ムエタイ)が、太平天国の乱のおりに兵士の調練用に編纂されて作られた拳法、太拳を体験していただくという会です。 古式ムエタイの技法と、中国武術の身体観から作られたこの希少な拳法を知ることで、ムエタイ式の肘膝の技法、中国武術の戦闘法を合わせて理解できる機会にしたいと思っています。...
View Articleキャリステニクスという練功
先日の内功セミナー、大変に関心を持ってもらえたようで驚きました。 もう一つ驚かされたのは、参加してくださった人の多くが、キャリステニクスに関心を持っていたり、経験者であったりすることでした。 私自身は、現代式行われているキャリステニクスの経験はわずか二か月にすぎません。...
View Articleゴールデンウィーク、プライベート・レッスン・キャンペーンの感想
本日で、二日続いたプライベート・レッスンのキャンペーンが終わりました。 この二日来てくれた方は、ちょうど体調不良でしばらく休んでいたのがようやく復帰したばかりという処、しかも、兵器と拳法、どちらの套路も次の一回で全套終了というタイミングでした。 さらに言うと、その徒手の方が終わるとそこに絡んだ練功法が伝えられるというタイミングでした。...
View Articleチャプチョイと泰拳
古式ムエタイの流れを引く太拳の中に、非常に印象的な動作があります。 それは、いわゆる橋法の類で、相手の手をかき分けて打ち込んでゆく系統の物なので、蔡李佛では多用をしないタイプの動作のある種ひな形となっているような動きです。 なぜ多用しないのかと言うと、それよりも接触したところから全身の勁でまるごと吹き飛ばしてゆく方が本道だからです。 小手先の技に拘るべきではない。...
View Article5・26 日曜日 都内練習会のお知らせです
5月26日、日曜日、いつもの代々木公園にて都内練習会を行います。 11時から 一般 3500 事前予約3000 です。よろしくお願いいたします。
View Article5月11日 土曜日 整体セミナーのお知らせ
身体の中の力の流れの滞りや絡まりを見つけて、施術者の指に負担の少ない「掴む」「触る」で改善する伝統医療系ワークショップを開催いたします。 一般に、自分の指を傷めたりしてしまうのが効く施術家の皆さんの悩みではないでしょうか。 または、肩や腰を痛めてしまって同業者のところに通うことになってしまったり。...
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