ラシュモアの大統領たち 2
ジェファソン大統領の話があまりにも異様かつ壮大でしたが、気を取り戻して続く大統領に目を向けてゆきましょう。 次は、セオドア・ルーズヴェルト大統領です。 彼は日露戦争の終結で調停をした人物で、日本でも有名ですね。 これによって彼はアメリカ人として初のノーベル平和賞を受賞しています。 しかし、その後に日本の侵略主義に対して非常な警戒と嫌悪をしめし、日本人排除方針を取ります。...
View Articleマニフェスト・ディスティニーとSBR 1
さて、ここまで長々とアメリカの大統領たちについて書いてきました。 これは現代社会というものを知るうえで必須の内容であったと思われます。当然、私なんか以上に詳しい皆さんが沢山いて、なにいまそんなこと言ってんのという感想をお持ちでもあったでしょう。 しかし、ここから自称日本一話の面白い武術家らしい展開をしてゆきたいと思います。...
View Articleマニフェスト・ディスティニーとSBR 2
この、アメリカが神の信認を得るというお話において、東洋社会や中東は一切活躍しません。 それまでは主人公の能力の根拠となっていた東洋の秘法、仙道は登場しません。 代わりに、主人公が学んでゆく能力なのですが、これ、イタリアに伝わる秘法です。 イタリア。ローマ・カトリックですよ。 つまり、世界中からの参加者が出てくるこの大会ですが、実質白人社会におけるイニシアチブを争う話なんですよ。...
View Articleマニフェスト・ディスティニーとSBR 3
SBRにおけるジョニィ・ジョースターのことを書く上で、どうしても書いておきたい人物がいます。 毎回クリアするべき障害物のようにして出てくる敵役の一人なのですが、名前をマンダムと言います。 実に奇妙な名前ですが、外見はブロンソンには似ていません。 どちらかと言うとゲイっぽい感じの中年男性で、おしゃれな髭を生やしています。...
View Articleタオの道行
皆さんは、紙コップさんという方をご存じでしょうか? いまから20年ほど前、私がインターネットを使い始めたころの方で、私にとってはある種のインターネット神話の中の人物です。 この方は白鶴拳を学びたいとネットのあちこちで教えてくれる人を探していたのだそうです。 すると、ある時に「信頼するなら教えてやってもいい。信頼しないならやらなくていい」と言った感じで正体不明の人物からメッセージが来たといいます。...
View Article練功と筋肉量
先日、クロスフィットというフィットネスのシステムの動画が流れてきたんですね。 クロスフィットというのがどういう物なのかまったくわかりませんが、かなり高強度のウェイトを挙げているようで、非常に危険であスリーティスティックでストイックなエクササイズなのだろうなと感じました。 これの選手である女性の身体を測定するというのが動画の内容だったのですが、これが非常に驚きました。...
View Article容貌的市民権の話
先日、ちょっと面白い書き込みをSNSで目にしました。 女性はメイクや美容が市民権を得るための手段だ、という物です。 確かにその通り。これは昔から何となく耳にしてきた言説です。 男性のように、着の身着のまま、頭ぼさぼさでそこらをサンダルばきでウロウロはしづらい。...
View Article西洋海賊たちの闘争 1・マゼランの旅
いつも読んでくださっている皆さんこんにちは、初見の方は初めまして。こちらの記事を書いているSIFU翆虎です。 ここは仏教の身体文化の伝播、および南シナ海を中心とした海賊武術の研究を基に、カンフーマスターにしてエスクリマ・グランドマスタルの私が日々、社会や歴史に関するのたくりを発表しております。...
View Article西洋海賊たち闘争 2 海賊 悪龍
西はマラッカから、東は日本、北はそうですね、朝鮮半島から、南はフィリピン南部、およそこの辺りを私は海賊海域と呼んでいます。 一言で言うなら、倭寇の大乱に関与している海域ということです。 前回は、南米を回ってマゼラン海峡を踏破したマゼランが、帰り道で立ち寄ったフィリピンで討ち取られてしまい、残念ながら本国に生きて変えることが出来なかったというところまで書きました。...
View Article西洋海賊たちの闘争 3 女王たち
先に、これはスペインに英国が取って代わる話だと言うことを書きました。 日本人に分かりやすくその時代背景をいいますと、フィリピンでマゼランが戦死し、ドレイクが世界一周をしたのは16世紀、戦国時代の終わりから江戸時代が始まるくらいのころです。 ですので、西洋の海賊たちからは鉄砲が日本にもたらされていて、日本の浪人たちは海域で倭寇行為に出没した、と言った時代です。...
View Article西洋海賊たちの闘争 4・英雄の末路
メアリー・スチュアートが処刑されたことで、フェリペ2世は激怒します。 彼女の死の翌年である1588年、もはやエリザベスには遠慮は無用と思ったのか、スペインがイギリスに侵略を仕掛けます。 度重なるドレイクら海賊の嫌がらせ的掠奪に対して、そのつど各個撃破するのではなく、裏に居る英国王室もろともに落としてしまえということなのでしょう。...
View Article西洋海賊たちの闘争 5・カリブの海賊
ドレイクがカリブへの遠征で横死した後も、英国の海賊政策は続きました。 なにせ輸出できる産業がほとんどなく、貿易力も弱かったため、主要な産業が海賊だったのです。 海賊に投資して育成し、その後の活動も援護しておいて収穫の分け前を回収するという元締めとしか言いようのない行為が重要な収入源だったのです。どういう国なんだ。...
View Article西洋海賊たちの闘争 6・カリブの落日
海賊への投資を辞め、代わりに英国が打ち出したのが貿易でした。 彼らは航海法という、貿易の独占のための法律を打ち立ててゆきます。 これは英国の領地においては外国船の貿易を禁じるという物です。 このため、日本の出島にまで勢力を伸ばしていたオランダは世界レベルでの貿易から締め出されてゆくことになります。 この頃になると、海賊たちは貿易を妨げる邪魔ものになってきます。...
View Articleアメリカナイズとマブイのパナス
https://www.youtube.com/watch?v=Trk4GQYfkII&t=593s 超新塾の人たちを、昔逗子で観たことがあります。 夏のビーチなのにレザーのジャケットを着てたし、新塾コブラさんが長身でモヒカンなのですぐにわかりました。 いま、メンバーが増減して、マイクくんという黒人の青年と、ボディビルダーのコアラ小嵐くんが入っています。...
View Article新メニュー導入
コンヴィクト・コンディショニングのCCCメディア出版から「プリズナー・トレーニング」でモデルを務めていたカバドロ兄弟の本が出版されました。 http://books.cccmh.co.jp/list/detail/2450/ これが、全編フルカラーの非常に美しい本です。...
View Articleバビタン
最近、日本の放送業界における大物の話し手の方のラジオ番組が終わりを迎えました。 永六輔さんに師事し、黒柳徹子さんの次の世代であるような、すごいベテランの方の番組です。 その番組の後番組に据わったのが、これまでまったくラジオで話したことが無いと言う女性タレントさんでした。 まだ若い芸人さんで、アシスタントもついていないために番組は壮絶なクオリティとなっています。...
View Article扇動されない認識能力
先日SNS上で、友人の若い中国人女性がイップ・マン映画の感想を書いていました。 彼女は最高学府の選良で知的階級に属しているためか、その文の前半は様式美という物に関する散文となっていました。...
View Article排打する
老師の練習では、調練武術を用いて格技的な練習が行われます。 これは功夫の身体の使い方で格技的な地力をつける非常に興味深い仕組みです。 この時、私は老師の受けを務めることが多い。 どうも、格技に慣れているから、というのが一つの理由なのですが、もう一つの理由として「頑丈だから」というのがあると聴きました。 この「頑丈」というのは単に物理的な体格の話ではありません。...
View Article筋トレについて知りたい方へ
https://www.youtube.com/watch?v=3n4P5PBq0XU 立派なトレーニーの方が、キャリステニクスについて語ってらっしゃいます。あ、ちなみにテロップは完全に釣りです。この人の動画はツリが多い。...
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