今週の予定
4日 土曜日 18時30分より、関内大通り公園で通常練習となります。 アルニス 1500 カンフー 2500 外国人 投げ銭 11月5日 日曜日 東京練習会 15時30分より 江戸川橋体育館 多目的室にて 一般 3500 予約 3000
View Article今後の予定 随時更新
4日 土曜日 18時30分より、関内大通り公園で通常練習となります。 アルニス 1500 カンフー 2500 外国人 投げ銭 11月5日 日曜日 アルニス・サンデー 10時 山下公園リカルテ将軍碑前の芝生です。 雨天中止です。 一般 1500 外国人 投げ銭 11月5日 日曜日 東京練習会 15時30分より 江戸川橋体育館 多目的室にて 一般 3500 予約 3000...
View Article黙然師容
中国武術では、よく黙然師容と言うことを言います。 これは四の五の質問をしたり説明を求めず、黙って師の言うことを聴いて練習しなさいという意味に取られていた時代もあるのですが、実際の意味は「師の動きを脳に焼き付けてイメージしなさい」という意味だそうです。...
View Article東南アジアの歴史を読みながら
歴史上、最古の東南アジアの記録は、やはり中国とインドの物であるそうです。 人類史上最も古代に栄えたこの二国の侵略によって、ベトナムとインドネシアは世界史上に現われました。 広東から始まった南越と言う国の南部が、現在の北ベトナムに至っていました。 余談ですが、私が広東に居た時、この南越を興した南越王の陵墓の並びに滞在していました。...
View Article心意把の南進
これまでこの場では、日本ではすでに定期的な研究結果の発表が止まってしまった感のある、中国武術の研究を行ってきました。 実際に自分が学んだことを中心に、時に資料を当たったりフィールドワークに出たりして、インドのヨガから中国の少林寺に至り、そこから南進して南派少林拳となったり、外国に伝播したというケースを発掘してきました。 以前に書いたように、これは心意把という物の渡りの記録です。...
View Article東南アジアの武術の歴史 1・インド、中華帝国と元寇
前回、心意把を内包したシラットをご紹介いたしました。 結果としてはあれは中国武術が入った物だったのですが、実ははじめ、インド武術が入ったのではないかと思っていました。 インドネシアの文化はインド文明が土台になっているからです。 そのため、中国に伝わったのとは別ルートでインド武術が直に南進したのではないかと思ったのです。 しかし、結果としてはいったん中国を経由しての東からの到着でした。...
View Article東南アジアの武術の歴史 2・ガンダーラ
マジャパイト王朝はその後、隆盛を極めてゆきます。 のちに西洋人がここを訪れた時「世界で二番目の大都市だ」と言ったほどにその発展は著しい物となります。 そのころ、大理国を追われた泰族は、東南アジアの国でシャム族と呼ばれるようになっていました。 これは、フィリピンの人々がインドネシアの人々を「モロモロ」と呼んだのと同じ「野蛮人」という意味です。 部族としての凋落がうかがえます。...
View Article字訣
さて、東南アジア武術の歴史をたどることで、改めてインド武術の影響力の大きさが見えてきました。 とはいえ、実際には現存している古伝のインド武術を直接知る経験は私にはありません。あくまで少林拳と回族武術を通して知るのみです。 ただ今回の研究で、両者が本質的に同じところに由来していることが分かり、非常に体系全体の見通しが良くなった感は強くあります。 その上で改めて技術的な部分を見返してみましょう。...
View Article澄んだ中国武術
中国武術を学ぶということは、その哲学や思想を学ぶということなので、たんに運動を練習するということとは違う。自分が近代西洋的な思想に染まっているという自覚がない人間には、それが理解できないことが往々にしてあります。 価値観は多様であるという前提を置き去りにして、自分の近所だけが世界であるようにして生きているとそういうことになってしまうのでしょう。...
View Articleモダン・アーニスと功夫
日本においては、フィリピン武術の独特の動き、などという表現がよく見受けられますが、フィリピンにおいては逆にそれは「カンフー的な動き」と表現されることが多いです。 なぜならというと、それはもともとはただの西洋剣術だったものが、功夫の影響を受けて取り入れられた結果のためだからです。 しかしなぜかこの部分の認識は日本においては非常に薄い物となっています。...
View Article今週の予定
11月19日 日曜日 茅ヶ崎練習会 10時より 茅ヶ崎駅南口を出て鉄砲通りにぶつかったら右に曲がってすぐ向かい、ダンススタジオYOU&MEさんにて 一般 2500円 外国人 投げ銭 11月19日 日曜日 関内WS 18時から 一般 3500 予約 3000 です。よろしくお願いいたします。
View Article東南アジアにおける中華帝国の影響力
さて、前回までに東南アジア諸国におけるインドと中華帝国の文化の影響力の強さを書いてきましたが、今回はさらにちょっとその辺りのエピソードをご紹介しましょう。 タイが独立して以後ずっと自主政権を維持しているということは書きましたが、その中で当然王朝の盛衰は発生しています。...
View Article東南アジアにおける中華帝国の影響力 2
前回、タイにおける中国系の王朝、トンブリ朝の発生と終わりを書きました。 今回はその続きから始めてみましょう。 タークシン王を処刑した将軍、チャクリ(チャクリ―)は推挙されて新しい王となります。 これがチャクリ―王朝で、彼はラーマ一世と名乗ります。 この王朝が現在のタイ王国の始まりとなります。18世紀から始まった国家として、現在ではラーマ10世が治めているのですから、非常に歴史のある王朝です。...
View Article東南アジアにおける中華帝国の影響力 3
今回は視点をフィリピンに向けてみましょう。 なにせここは、中国武術とその南進の結果としてのフィリピン武術、アーニスの練習クラブの告知ページです。 前回にご紹介した時系列では元福映によってヴェトナム統一が臨まれていた十八世紀末から十九世紀にかけて、フィリピンでは新しい階層社会が定着して行っていました。...
View ArticlePR: DVは、身体への暴力だけではありません-政府広報
パートナーや恋人からの暴力に悩んでいませんか。一人で悩まず相談を。詳しくはこちら Ads by Trend Match
View Article表演会のお知らせ
12月16日の土曜日、10時から12時までの間で、私の師父が主催する白勁館(含日本鴻勝館)が小さな表演会を開きます。 日本鴻勝館内の組織として私も参加します。 またうちのSMACのメンバー、およびお友達の皆さんでも、参加したいという方がいらっしゃいましたら是非ご参加ください。カンフーやエスクリマ問わず歓迎いたします。 松見集会場一回レクホールという場所での催しになります。...
View Article東南アジアにおける中華帝国の影響力 4
今回はまず、ヴェトナムに目を向けたいと思います。 19世紀末、フランスはカンボジアとヴェトナムの一部を一括して、インドシナという領地を作りました。 阮朝の皇帝はフランス討伐を命じましたが、敗北して捕らえられ、アルジェリアに飛ばされてしまいます。...
View Article大戦と共産主義と民族武術と
1917年と言えば、ロシア革命の起きた年です。我々の時代はこれをおニャン子さんになぞらえて「イクイナ革命」と覚えた物です。 これによって、世界最初の社会主義国家が現れます。 きっかけとなったのは前の稿で書いた日露戦争です。日本との戦争を辞めるようにとデモ行進を行っていた人々が警官隊に銃撃を浴びたという事件で、これによって国内各地で反体制運動が広まりました。 その中で第一次世界大戦が起きました。...
View Article今後の予定 随時更新
12月3日 日曜日 アルニス・サンデー 山下公園、リカルデ将軍碑前芝生にて10時より12時ほどまで 一般 1500 外国人 投げ銭 12月10日 日曜日 関内ワークショップ 注・今回は第三日曜日ではありません 関内駅から徒歩五分のフレンドダンス教室さんにて18時からです。 一般 3500 予約 3000 1月14日 日曜日 文京練習会 15:30~18:00 江戸川橋体育館多目的室 一般...
View Article東南アジア武術史のひとまずのまとめ
これまで、紀元前から20世紀までに至る東南アジアの歴史をかいつまんで眺めながら、その民族史の趨勢における武術史を伺い見てきました。 インド武術の影響力の大きさや、その筆頭としての中国武術のUターン的な再伝播の過程が見えたことは大きな収穫であったと思います。 というのも、これまでにあまりにもこの分野に関するある程度まとまった見解と言うものが日本においては存在していなかったからです。...
View Article