会場が見つからない……。
肉文祭の会場が見つからない昨今です。 メンバーは少しづつ増やしていっているのですが、それに伴って会場規模が変わり、また交通の便などもあるので、使い勝手のよいところを探さないと日取りの決定もできません。 かといって、あまり高いところを借りてしまうわけにもいかない。会場費も自腹から出す予定なので、その分も可能な限り被災地にまわしたい……。...
View Articleなぜ跳ぶのか、グラスホッパーよ
私の道号、翆虎というのは、師父になったさいにから賜ったものです。 よく勘違いされるのですが、翠ではなくて翠です。 これは中国によく見られる、陰陽を合わせた二語を合わせて一つのくくりを表現したものです。 例えば蟋蟀などがそうで、雄が蟋、雌が蟀で合わせて蟋蟀です。 翠翆と書いてカワセミのことだと言います。 意味は光輝く羽ということだそうで、カワセミの羽が美しいところから着いた名前のようです。...
View Articleまた痛い
昨日書いたように、最近また定力が強くなっている感じがあります。 これは勁が強くなっているのみならず、軸の集中が強くなっているからだと思われます。 以前、170センチくらいの女性を推したところ、目にも止まらないくらいの速さで飛んで行ってしまって自他ともに驚いたことがありました。...
View Article自習会
昨日はまたお呼ばれしてよその団体でゲスト講師をしてまいりました。 主に武気功と対打をご紹介してまいりましたよ。 武林の大先輩のところでおこがましいのですが、そこは私は伝統に特化した師父、内容の良しあしは別として、「伝統的にこう伝わっています」といういつもの形で伺ってまいりました。 このパターンは、かつて国防関係の特殊任務のみなさんに武道をお伝えした時と同じケースだと自覚しています。...
View Article易筋と修身
最近、食事を節制しているせいか少し体格が恰好よくなってきました。 服を脱いだおりについ面白がって上腕二頭筋を力ませてポーズを取ってみたところ、たちまち力こぶが攣りそうになりました。 私たちの武術は、筋肉は縮めて力ませて使うようなことをしません。そのために日常の運動から、力を使わないような物になってゆきます。...
View Articleほんとは出来ても出来なくてもいいのだけれども
私はいつも、スピリチュアル的な詐術を自分に施すべきではないとここにて繰り返しております。 自分自身が変わらないままで気持ちだけ変えてもいずれその有効期限は尽きますし、嘘で楽になったという自分を不幸にする成功体験が積み上げられてゆくからです。 そうなってはもう、本当に生きて幸せになることへの障害になってゆくことでしょう。 ではどうすればいいかと言うと、自分自身を変えることです。...
View Article美感
周りには、意外に沢山、人生に困った人が居るように感じます。 そのせいか、そこにつけ込む輩も多いようです。 書店に言って雑誌コーナーで目についた健康法の見出しなどを見てみようとすると、健康について書いてあるのは最初だけ、ページをめくると占いやら開運を招くという印鑑の通信販売やらのオカルトが次々と出てきたりします。...
View Article六月の練習日程
六月も、通常練習は土曜日、関内にてになります。 時間の詳細、雨天時の予定や場所などは参加者希望などで変わるため、初参加者も含めてお申込みに一報ください。 12日の日曜日は文京ワークショップです。 http://ameblo.jp/southmartialartsclub/entry-12158148623.html...
View Article伝奇的なお話
今回のお話はまったくただの伝聞ですし、ゴシップの類、都市伝説のような話です。 昔、私が少しやっていた某日本武術には、西派と東派に系統が分かれていました。 一般に知られているのは東派で、大変に独特な動きが話題に上るのですが、実は西派ではその動きは一切行いません。 どうもその動きは、明治になってから改変されたものであろう、と言われていました。...
View Article伝奇的な話の続き
前回に書いた話の続きです。 昔、日本の中国武術のパイオニアであった先生が、「蔡李佛は特別だ。やっている連中もそう思っている」ということを書いていました。 南派嫌いのその先生にしては非常に珍しいことです。私自身は蔡李佛を始めても、何が特別なのかよくわからないと思ったままスルーしていました。 しかし、いまにして思えば、前に書いたアレがあったためなのかもしれません。...
View Article道は常にそこにあり
先の書き込みで、私が師父となり、ひょんなことから気づけば大きな遺産を預かっていたという経緯を書きました。 中国武術の歴史と伝統を守護してきた人々の壮大な世界に感銘を受けております。 黄河の向こうから、長い旅をして七代を経てこの私の住む横浜にまでこの遺産が届いたことに驚かされます。...
View Article縦割り構造
引き続き、伝奇小説的なお話を。 昔このブログでも、クンタオ・シラットと言う物をご紹介しました。 五祖拳という福建鶴拳の一派がインドネシアに渡った物で、最終的には形意拳を学ぶという体系だそうです。 中国武術というのは段階によってまったく外見が変わるというのはままあることですが、この、最後に形意拳というのが今ではポイントのように感じてしかたありません。...
View Article深まる伝奇
あらららら、なんだかおかしなものを見つけてしまいました。 http://sustainedreaction.yuku.com/topic/443#.V1JS2zhJmXi どうやらカルロス・カスタネダが、蔡李佛をやっていたというお話のようです。 カスタネダはこれまでこのブログでも書いてきたような、現代思想の文脈からやはり東洋思想やオカルト、薬物の方にいってしまった人です。...
View ArticleCHATHER IN THE RYE.
前の書き込みにも書いたように、どれだけ道場に通っても工夫をして練習をしても、自己流の範疇を出ず、どこにも行けずに悩んでいる人があまりに多いことを憂います。 私自身も、20年以上もそんな中に居ました。 そのために、相対的な強弱に身をよじるような思いをしていたころもありました。 その焦がれから離れようと武道や格闘技を辞めることにしてもう十年です。...
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