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Channel: サウス・マーシャル・アーツ・クラブ(エイシャ身体文化アカデミー)のブログ
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リボルバー・リリー所見 1

 この夏、一番楽しみにしていた映画は「バービー」でした。 実に素晴らしい作品でした。 いつか感想を書くかもしれません。 一番の期待作が終わってもまだ夏は続きます。そこでまた映画を観るのですが、いくつかの候補の中からまず選んだのは「リボルバー・リリー」という映画でした。 ほとんど知ってる人はいない? どうなんでしょう、私はテレビを観ないので知らないのですが、結構宣伝されていましたか?...

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リボルバー・リリー所見 2

 さて、ここから実際に観たリボルバー・リリーの内容について触れてゆきます。 まず、物語の主人公は台湾の特務機関で育てられた元伝説の暗殺者という設定だということは分かっていたのですが、背景となる時代は対象です。 満州を舞台にした話ではありません。天津は出てきませんでした。 物語は上海に関わる機密を巡る物なのですが、作中で上海のシーンはありませんでした。 ではどこが舞台かと言うと、秩父から都内です。...

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面白いスクワット研究

 またいままでとは違う顔ぶれが私のユーチューブにレコメンドされるようになってきました。 その中で面白かったのは、あるクリティカルなトレーナーの方です。 どうもトレーナー育成の団体を開いているらしく、既存のトレーニング法の危険性を訴えてそれを回避するメソッドを紹介するチャンネルを開設されていました。...

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盆中の臥せる虎

 最近、腕立て伏せ関係のメニューに臥虎功という物を足したということを以前に書きました。 これは立位体前屈の手の着地点を前にずらしたような姿勢から、まず頭を下に潜り込ませるようにして前に進ませてゆき、胸、お腹辺りを地面に擦り付けるようにして両腕の後を通り抜けつつ、頭を上げて行くというのが「行き」のコースとなります。 最終段階は身体をのけぞらせた状態ですね。もちろん地面についてるのは手足だけです。...

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修行者の歴史 1

 最近、あるお坊様がリポストされていた面白いNOTE記事を見ました。https://note.com/prapanca_snares/n/nfa124e4eda39 近代スリランカにおける仏教は、西洋人によるキリスト教化をしている物である、という内容です。 ここには以前私が否定した神智学会のブラヴァツキー夫人らが関与しており、いかにも胡散臭い改竄があったと書かれています。...

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修行者の歴史 2

 前回は、NOTEで目にした近代スリランカの上座部仏教の歴史について疑問があったので阿闍梨に相談することにしました、ということまで書きました。今回はその続きです。 私自身、自分の修行としては南少林の在家仏教に伝わったとされる技法を行い続けてきています。 当事者であると客観的なことが分からないので、学問としては西洋の先生方の研究を参考にしています。...

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五臓の序列

 気功の考え方では、感情というのは五臓より生じるということになっています。 それらを感知し、統合するのが脳ですね。 五臓より湧き出る感情は木火土金水の五行の気が調和を乱すと病となる、と考えられているので、感情のバランスを身体の健康は繋がっています。 これらの思想を現代的に統合して中間をとった現代中医学では、これらの五行の気のバランス失調による五臓の病にそれぞれ名前を付けます。...

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懸垂不用論?

 これまで、武術とキャリステニクスについて色々書いてきました、ここであらためて明言しておきたいのが、これらはあくまで「練功」としての物だということです。 なので、ただただ懸垂をすると武術が良くなる、ということではありません。 それはただの力。 いままで繰り返し書いてきてはいるのですが改めて書きます。あくまで私が懸垂をするのは面白いからです。...

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腕立て伏せ有用論

 前回は、武術のためにと考えるなら懸垂は闇雲にやっても意味がないということを書きました。 結果、ちょっとあまりに難しすぎてやりがたいと思われる方が居たら恐らく正解です。 まずはきちんと武術そのものが出来ていないとおそらくは難しい。...

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ステロイドのお話 1

 最近、大学の体育会系部活での薬物使用事件が立て続けに報道されましたね。 それを受けて、SNS上では、そのような選手たちは果たして他にも禁止薬物を使っていなかっただろうか、という疑問が浮かんでいるのを目にしました。 これは、アメリカ映画「ウェイヴス」で問われた問題ですね。...

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ステロイドの話 2

 前回、ステロイドのお話をすると書きました。 私は筋トレ関係の動画をよく観るのですが、そのためにホーム画面に上がって来たレコメンドの中で、筋トレユーチューバーのステロイド汚染を訴える物がいくつかありました。 トレーニングの仕方を教えるチャンネルの出演者の多くが、ステロイドのユーザーだというのですね。 まぁ、それは仕方ない。 というのも、彼らの内の何割かはコンテスト・ビルダーだからです。...

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ステロイドの話 3

 前回はステロイドの凄まじい威力について触れました。 人間が、餓死寸前にまで体重を落として80キロというのは、凄まじいことです。 プロのコンテスト・ビルダーは当然にそれをやるというのですね。 いまは引退してトレーナーになった元選手が言うには、まずは限界まで身体を鍛え上げて、そこでもうどうしようもなくなり、これ以上育たないという頭打ちに至ったらステロイドを使うのだというのです。...

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ステロイドの話 4

 人間の身体が機能するのは、そこに配置された筋肉があるからだ、という解剖学上の説明は実はなんの説明もしていないということを前回は話しました。 その筋肉がどのような仕組みで働くかが本質的なお話です。 本質を看取する能力の低い人はすぐにそのような解剖学トレーナーのトリックに引っかかってしまうので気を付けてください。...

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ステロイドの話 5

 ステロイドは細胞レベルで生命活動の強化をするということを書きました。 ですので、これを追加することで元々遺伝子が持っている壁という物をぶち破ることが可能な訳ですね。 本来はなるはずがなかった人間になってしまう。ある種の邪進化が引き起こされる。...

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ステロイドの話 6

 本来は必要ないのに、ステロイドを誤用、ないし濫用するとどうなるか。 前の記事で、成長ホルモンには成長ホルモン抑制ホルモンという物が働きかけてバランスを調整しているということを書きました。 この抑制ホルモンの働きと言うのは、成長ホルモンの量によって調節されます。...

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ステロイドの話 7

 前回までで、ステロイドによるドーピングの機序と、その結果、持ち前のホルモン分泌能力が退化するということを書きました。 で、そのようなことが起きている人たちが、ユーチューブで筋トレインフルエンサーとして活動をしているのですね。 彼らの内にはコンテスト・ビルダーであり、パーソナル・トレーニングをしているという人も多い。...

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アスリートと怒りの発作について 1

 前回まではステロイドについて書いてきました。 ステロイドは本来体内で生成されている物質であり、それ自体が特別な薬品ではありません。 ただ、体内精製量よりも増やすことで、平時よりもパワーアップが図られる反面、本来の分泌量が低下する物質だというように描きました。 ドーピングと言うのはそのように、本来は体内にある物質を増加させるということが見られるようです。...

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アスリートと怒りの発作について 2

 前回に続いて、ロイドレイジ不在説についてお話してゆきましょう。 今回は別角度へと視点をあらためてみたいと思います。 ステロイドによる凶暴化がないとしても、明らかに常識的には考えられないくらい、短絡化して凶暴化しているアスリートが存在する、というのは事実です。...

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アスリートと怒りの発作について  3

 アスリートが、ステロイドの使い過ぎで頭がおかしくなったんじゃないのか、というほどの怒りを見せる症状の分析をしています。 前回、生理学的なことを書くと言いました。 手始めに、こちらの記事を紹介しましょうか。ジャニーズ会見後も「性加害を否定するファン」なぜいる? 臨床心理士が指摘する「抵抗の背景」 -...

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横蹴り練習

 この夏くらいから、横蹴りの練習を普段のルーティンとして再開しました。 以前は師父に教わってやっていたのですが次第にやらなくなり、そのままになっていたものです。 たまたま、老師からも通臂拳の練習の中で基本功を教わったのでやってみたところ、ビックリするほど足が上がらなくなっていました。 もとよりそれほど足が上がる訳ではないのですが、腰より上までもいかないのはショックでした。...

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