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Channel: サウス・マーシャル・アーツ・クラブ(エイシャ身体文化アカデミー)のブログ
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虎僕と定力

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自我の眠り

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門の向こう

 自分がなぜこんなにも真伝を公開するのかには、いくつか理由があります。 一つには自分が苦労したので他の人にはそれをさせたくないと言うこと。もう一つには、世にあふれている誤解をまず払しょくしなければならないので、真実を広める必要があるからです。 しかし、そのためには伝えるべき人を選ばなければならないと有識の友人たちから言われます。そこが悩めるところでした。...

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最前線

 以前、関内ワークショップで「骨と肉」特集というものをお送りしました。 偶然なのですが、その前後に身体操法においては筋肉ではなくて骨を使うことが大切なのではないか、という研究が発表されて話題になっていたようです。 遅ればせながら、その研究の新書に目を通しました。 書いているのは、古武術研究の第一人者のK先生とその一派の元アスリートの方です。...

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橋  TRAPING

 中国武術が他の格闘術と比べて特徴的なことの一つは、套路の存在でしょう。 もう少しよく知っている方は、歴史や文化、思想などを挙げるかもしれません。 より即物的な技術面で言うと、二つの特徴があると思います。 それは、発勁と橋法です。 発勁はご存知の通りですが、橋法は実際に中国拳法を知っていないと分からないかもしれません。...

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中国武術の学び方

 ある日、日々世界中を飛び回っているビジネスマンの友達が言いました。「忙しくて稽古が出来ない。なかなか暮らしの中で修行というわけにはいかない」 なるほど。これはまさしく現代武道、格闘技ならでは見解です。 私たち中国武術は広東語で時間を意味する功夫という言葉で呼ばれる通り、暮らしそのものが稽古になるようにできています。...

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無為にしてしかもなさざるなし

為学日益、為道日損、以至於無為。無為而無不為。 学ぶということは、日々何かを足してゆくことで、道に則ると言うことは日々何かを減らしてゆくことだ。減らしていきながらにして、何かをなしている。 これは老子の一節です。 ここでは学問を喩にあげていますが、これは武術でも同じことだと私は考えています。 ●●法、××メソッド、◇◇勁、どんどんいろいろな物を足して複雑化させて功を積んでゆく人もいます。...

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ラテンな老荘思想

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立ってるばかり

私たちの拳法では、まず基本となる練習が立つことです。 立つ拳法というと、内家拳のようだとか、意拳が代表的だと言うような印象を持つ方もおられるかもしれませんが、何しろ元祖は南派少林拳です。 内家拳の経験者の人がうちの練習を見て「南派はこんなに内功をするなんて知らなかった!」とよく言いますが、まさにこれこそが日本における北派の傲慢、誤情報の流布の結果です。...

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立つということ。禅と言うこと。

 昨日の書き込みで、私たちの拳法は練習の根幹がひたすら立つことだと書きました。 しかし、立つばかりではありません。 座ったり寝たりもします。 ふざけて言ってるのではありません。立っている練習のことを立禅と言うのですが、同じようにそれぞれきちんと確立された練習方法です。座るのを坐功、寝てるのを臥功と言います。 これは決して、気持ちを落ち着ける、というような日本武道の精神論のようなものではありません。...

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鶴の立ち方

最近、改めて五獣の鶴の重要性に目が行くようになってきました。 私たちの五獣、虎、豹、蛇、鶴、象のうち、鶴だけが鳥です。 そして、ルーツの一つは白鶴拳であり、また流派の名前は鴻勝館でやはり鳥です。身内を示す符牒のうちにも、鳥を意味する動作が沢山出てきます。 これは荘子に由来しているのだと思われるのですが、同時に身体動作のコンセプトそのものでもあります。...

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煙にまかれる

甲賀市が、忍者の末裔を探しているそうです。http://news.nicovideo.jp/watch/nw2040912 それにこたえて、家から手裏剣が出てきたとか秘伝書が出てきたとか言う反応があるそうな。 これは、よく考えてみるべき案件だと感じます。 これまで実は、ニンジャというのは存在していたという歴史的な証拠が一切存在していませんでした。...

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動物の話の続き

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現代社会と過剰な正気

 私は、ただ格闘技としてや、戦いで身を守る術として武術を広めようと思っている訳ではありません。 いつも書いているとおり、あくまでライフスタイルとしてのマーシャル・アーツを紹介しています。 それと言うのも、そもそもが少林拳というのは禅僧の行であり、禅とは中国の思想においては荘子の思想のライフスタイル化としたものであり、行とはその行為です。 そして、僧とはそのような生き方を選んだ人々のことです。...

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二月関内WS「立ち方特集」の感想

 今回のWSでは、特に立ち方にフィーチャーしました。 うちの根幹に迫った内容と言っていいと思います。 それも、あえてうちのとは違うやり方と比較検証してゆくという形を取ったので、他のやり方と混同せずに理解いただけたのではないでしょうか。 とにかく動き出ない勁の使いを、お互いに体を触りあって確認しました。...

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技と身体開発

 うちの学生さんに、整体の専門家の方が居ます。 私は時々肩や首をひどく凝らせるので、その学生さんに診てもらったところ(ごめんなさい)、「思ったより腕が上がらなくて驚きました。稽古ではあんなに軽やかに動いているのに」という判定をいただきました。 私の体は長い稽古生活で、まんべんなく脱臼や骨折をしてきました。両ひざの半月板に至っては、すり減ってひと時は立てなかったくらいのものです。...

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性と気功

 陰陽思想における気とは、男女の和合における性の力の調和だと言われています。 生まれ、育ってゆく命の力こそが気です。 とはいえ実際には、私やほかの拳士が、女性と居ると体が重くなってしまうということを経験しています。 よく整体の人が「もっていかれる」とか「もらった」と言う症状を口にしますが、そのような状態になってしまいます。...

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春の湘南練習会の日程です

 三月は13日、四月は24日、五月は15日でお送りしております。 場所はいつもお世話になっている茅ヶ崎は鉄砲道のダンススタジオYOU&MEさん、時間は朝の10時からです。 関心を持ってくださったみなさん、ぜひいらしてください。

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己を立てる

以前、臨済宗の臨在さんについて書きました。 我々少林拳が、達磨大師によって少林寺で興ったと言われる禅宗の行であるため、その禅とはどのようなものかと言うことで紹介したのです。 その時に書いた話をようやくすると、師匠の元で修行をしていた若き臨在さんは悟りの極意を求めようと師のもとを訪れますが、棒で打たれて撃退されてしまいます。...

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DEFTEC

練習していていつも感じるのですが、熱心な人ほど練習で成功しようとしてしまいます。 否定的な書き方ですが、そう、練習にはあくまで練功を求めるものがあるので、必ずしも成功すればいいというものではないためです。 それは例えば、ベンチプレスの新記録を出すために思い切りブリッジしておなかでバーを押し上げるようなもので、記録としては残りますが本当に自分の力が強くなったわけではありません。...

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