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Channel: サウス・マーシャル・アーツ・クラブ(エイシャ身体文化アカデミー)のブログ
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解・2

 お釈迦様の教えで言うなら、執着や強い感情を捨てて、中道に生きることで人は平穏を手に入れられる、ということになります。 そのための具体的な行として気功や瑜伽があります。 私自身、それを求めてやってきました。 結果、心はだいぶんに安らぎを手に入れ、静かな半隠棲の生活を送れていました。...

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カリキュラム

 今回学んだことは、ビギナー向け、ブラックベルト1thまで向け、それ以上向け、マステラルと段階づけられていたのですが、実はそれ、結構大事みたいです。 というのも、グランド・マスターのところにドバイでマスターをしているという人が練習に来たことがあったそうなのですが、全然基本で出来るべきことが出来ていなかったことがあったとのこと。...

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本場でも腐りきってると言われてる

 いまの日本のフィリピン武術界にはうさんくさい人間が多すぎる、と言うことを前にも書きましたが、どうもこれは日本だけに限らない問題であるようです。 フィリピンでのマスターの中にも、すでに国内のその世界が腐りきっているおっしゃる先生もいるそうです。 曰く、金で資格を売っているようなところは腐りきっている、ということだそうです。...

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学問という物

 よく、才能がある、ないなんてことを言います。 それに一番こだわるのが子供です。 才能があるからやる、ないからやらない、と率直に利己的です。 そして、大体中学生から高校生くらいで、才能の有無とは別にやるやらないを判断するようになってゆくのですが、いつまでたっても小児性が取れないとここに拘って生きてゆくことになります。...

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海賊武術の一つの証言

 海賊武術、というほとんど日本では浸透していない視点から武術を掘り下げることになったきっかけは、たまたま自分が学んでいた蔡李佛拳とエスクリマがともにそうであったからでした。 それを助長するきっかけとなったのは、エスクリマの技術が明らかにカンフー由来の物とみられるのでそこを追求すべく向かった最初のフィリピン修行でした。...

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新型コロナウィルス蔓延化における練習についてのお知らせ

 外出自粛要請が出てから、当初告知されていた二週間が経ちつつあります。 現状を見るに、おそらくは延長になり、さらには基本的人権にかかわるレベルにまで規制が強まるのではないかという憶測も出ているほどに状態はよくないものとなっています。 我々も人道上、ひとまず練習会の活動を休止したいと思います。...

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好きであるということ

 人が、人として命を十全に生きるには、驚きと喜びが必要である。ということを書きました。 気功学に曰く、驚きとは腎に宿る気であり、陰陽で言うと穏やかさと対になる物となります。 穏やかさだけを求めて生きてきた私は、結果命を弱らせることになっていたのではないか、というのがこの二つ、驚きと喜びの大切さに目を向けることになった理由でした。...

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蹴鞠の話

 アジアの海賊武術史を調べていると、中国と日本での時代のリンクについて知ることになります。 私が中学生時代に好きだった源平物でおなじみの平安、鎌倉時代というのは、中国史で言うと宋から元の時代となり、武術的に非常に興味深い時代です。 北方先生の水滸伝シリーズでは、梁山泊の不逞の輩たちがその財政を担うために日本と密貿易をしている描写があります。...

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動きの種類

 ラプンティ宗家の先代、オンド・カブルナイSGMの生前の動きを見ると、どこかピクピク痙攣しているような動きをします。 それは私の目からすると、ともすれば稚拙なように見えてしまう部分がありました。 私がそれとは反対の性質を突き詰めて行く、長勁の門派の人間だからです。...

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波待ちの日々

 ニューズ・ウィーク誌の記事によると、WHOがパンデミックの可能性が非常に高まっていると発表をしたそうです(記事執筆時、3月10日時点での話。現在は発表されました)。 すでに、韓国やイラン、イタリアをはじめとする国ではアウトブレイクと呼ばれる爆発的感染の段階に入ったとも見られているとあり、68年の香港風邪以来の大規模な被災が推測されています。...

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偉大な学問の先人のこと

 私は本当に才能がなくて、自分の学問の道を行くのに必要な外国語がいつまでたっても上達しない。 ようやく最近になって少し体感が変わってきたけれども、そこに至るまで十年かかっています。 その上でいうなら、そこで見つけたことは「日本人にとっての英語は結局、日本で学んでいる限り外国人の英語の域を出ない」ということ。...

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結局のところは

 マニラで特訓中、グランド・マスターから言われた「グランド・マスターになるんだから、基本が一番できてないといけない」。 だから、練習の前半はひたすらしごきのような基本の反復を毎日やった。...

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 アメリカではトランプ大統領による緊急事態宣言が発令されました。 日本でも同様の宣言が出ることが推測されており、その具体的な内容への法改正案が提出されたそうですね。 そうなるとこれまでのような自粛要請ではなく、法的な規制が用いられるようになるため、基本的な人権に十分な配慮が必要になるということが問題視されているようです。...

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理趣経

 後戸の神信仰に触れて、人間の性や業を認めるということについて話したら、どうしても続けてお話しないと居られない経典があります。 それは、理趣経という密教の経典です。 あまり聞いたことのないという人がおそらくは多いことかと思われます。 しかし、このお経に関するエピソードは多くの人が聴いたことがあるかもしれません。...

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シヴァ神と房中術

 前の記事で、房中術についてちょっと書きましたが、そこから派生したお話を一ついたしましょう。 インドの性の聖典、カーマ・スートラの名前を前回出しました。...

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いま書かねばと思ったこと 1

 昔、大正生まれの婆ちゃんが私に「怖い思いをしたことがなくていいね」と言ったことがありました。 2・26や関東大震災、大戦と定期的に怖いことが続いてそのたびにどうしようと思って生きてきた人です。 戦後になって、そういう思いをした人が少ない世の中になりました。 そのまま年を取って老人になった人も増えました。...

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いま書かねばと思ったこと 2

 しかし本当は、日本でもこれまでいくつも危機がありました。 私に直接関わることで言うなら、阪神大震災、バブルの崩壊と長い不況、3・11の震災、サブプライム・ローン崩壊による金融危機。 しかし、それらから何も学ばず、現代日本人は無策なままでいたのではないでしょうか?...

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武林の昔語り

 本日はコロナで踊りにも行けないしレッスンも開けないので、一人でカフェに行ったりしていました。 古本屋さんで平家物語に関する本を探していたら、20年前の中国武術雑誌がどっさりと並んでいたのでつい引き取ってきてしまいました。 当時は私は総合格闘技野郎で、中国武術なんて骨とう品にはまったく興味がありませんでした。 どころか、鼻で笑っていたところさえありました。...

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また雑誌の話

 また、まとめ買いした昔の武術雑誌に載っていたお話です。 実戦なら○○拳と言われる有名な武術の老師が「打つときは頭蓋骨の継ぎ目を狙うんだ。そうするとそこが外れて中にダメージが行く」ということを言っていました。 実に中国武術らしい、恐ろしい話です。 すぐにこういう、相手を廃人にするような容赦のないことをする。...

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1994年の蔡李佛

 またもや雑誌からのお話です。 1994年の冬に、蔡李佛拳の記事が出ていました。 ロンドン在住の林錦全師父という方にインビューをしたものなのですが、ロンドン中華街という場所からの発言のためか、実に開かれた視点からの発言がたくさんありました。...

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