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Channel: サウス・マーシャル・アーツ・クラブ(エイシャ身体文化アカデミー)のブログ
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祭について 2

 本題に戻りまして。 私の好きな作家さんというのは非常に興味深い人物で、どこかで世の中のことを考えて作品を通して何かを伝えようとしている。 そのような人はこの世界に幾人も居て、執筆というのは世の中の善と悪の戦いのような物であり、作品と言うのは戦っている人が鳴らした剣の音のような物だ、と言うようなことを言っていました。 今回のインタビュー集では、孤独ということについて語っている部分がありました。...

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祭について 3

 この作家について、中国人の記者が書いた文が非常に興味深い。...

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今後の予定 随時更新

9月1日 土曜日 16時 関内大通り公園水の広場にて通常練習 遠方よりご参加の方がいらっしゃるので、よろしければ皆さまご参加いただけるとありがたいです。  アルニス班 1500 功夫班   2500  9月2日 日曜日  アルニス・サンデー  山下公園中ほどの芝生にて10時より  一般 1500 外国人 TIP  9月9日 日曜日 都内練習会 代々木公園にて11時より  一般      3500...

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今週の予定

9月1日 土曜日 16時 関内大通り公園水の広場にて通常練習 遠方よりご参加の方がいらっしゃるので、よろしければ皆さまご参加いただけるとありがたいです。  アルニス班 1500 功夫班   2500  9月2日 日曜日  アルニス・サンデー  山下公園中ほどの芝生にて10時より  一般 1500 外国人 TIP

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祭について 4

 ここでようやくお話は祭に向かいます。 いつもお世話になっている友人の地元には、この数十年で作られたお祭りがあるそうです。 もともと地域おこしの意図で作られたということを前提としているお祭りなのだそうですが、それより前からその土地に住んでいた彼としては、そんなねつ造された祭に乗る意味が分からないということでだいぶ鼻白んでいた様子でした。...

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我らが伝統派アルニスについて

 さて、フィリピンに再訪前ということで改めてアルニスのことを書いてみましょう。 アルニスはフィリピンの武術で、元は十四世紀にスペインから渡来した剣術が普及してゆく過程で土着化したものです。 そのためにそれぞれの流派によってスタイルがまったくことなり、独自の必殺技に拘る派もあれば、他の国の武術と融合して独自の物になったスタイルもあります。...

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動きと中身と自由

 最近ようやく、二期メンの練習生のみなさんに練習の成果が見えてきたのはいいのですが、まだそれぞれが足りない。 えてして勁が出来てきた人は今度、動きが足りてない。 前も書いたようにえてしてうちの人達はなぜか今一つ血の巡りがよろしくないので動きの制御が非常に苦手。...

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簡略化と面白さ

 現在、エスクリマの中で最大勢力であるのはモダン・アーニスというグループだそうです。 この派の設立者であるレミー・プレサス先生は、マルコス時代に政変に巻き込まれて実質国外追放となり、アメリカで晩年を迎えたことがその一因であると聞きます。...

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閉じると開く

 先日、祭について書いた記事で取り上げた作家さんが、閉じた物語と開かれた物語について語っていました。 この場合の物語という言葉は、創作されたお話という意味では無くて、一連の連なった出来事のつじつまだと考えていただくのが良いかもしれません。 作家さんの語りの中では、オウム真理教の麻原受刑者がその信者たちに与えた物語が、閉じた物語です。...

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SMACの今後の見通し

 さて、我々SMAC(サウス・マーシャル・アーツ・クラブ)、色々うるさいことを言っていますが、それだけこの社会における人の心の在り方の解放を常に目的として活動しております。 今回、またフィリピンに戻って、我々のエスクリマのマノマノ(徒手部門)であるモンゴシを持ち帰ることが出来れば、私のここまでの武術の旅は終了となる予定です。...

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速さと早さと築基功

 練習ではとにかく、ゆっくりとしっかり動くようにと指導しています。 中国武術では速く動いて練習することを快練、ゆっくり動いて練習することを慢練というのですが、この慢練こそが中国武術においてはとても大切なのです。 門外のヒトからは太極拳だけがゆっくり動くと思われていることがあるそうですが、中国武術はほとんど慢練を行います。...

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細分化と自覚

 前回、身体を細分化して使うということを書きました。 それとちょっと関係があるのかもしれませんが、実は人種的に運動能力に優れているというニグロイドは、筋肉の細胞そのものが他の人種と較べて小さいのだと教わったことがあります。 そのために、動作が精密に出来る。触っても柔らかい筋肉が出来やすい。...

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自覚と共感力と危機管理

 先日、刑務所の先生のお話を聴きました。 その先生は、初犯で懲役20年クラスの人専門の刑務所で、退所後の社会適応の講義をしている先生だそうです。  初犯ということは、常習的な犯罪によって生活を立てているような受刑者や、組織犯罪で身を立てている人ではありません。 そうなるとは思っていなかったのに、つい人を殺めてしまったり大きな罪を犯した人々です。...

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パンパンガとシナワリ

 フィリピン武術と言われて一番イメージが浮かびやすいのが、両手に棒を持って振り回すあの動きではないでしょうか。 しかし、以前にも書いたとおり、あれは実はフィリピンではただの練習であってあれで戦う物ではありません。 アメリカで変形した「カリ」ではあれで戦うのだという考えもあるのだそうなのだけれども、本来はそうではないというのが一般的なフィリピンでの見解です。...

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渡航を前に

 私の好きな作家さんの小説に、綿谷ノボルという人物が出てきます。 彼はいわばタレント学者のようなことをしていて、政界への進出をしつつあります。大衆の扇動者で、マスコミに出て人々に支持されている人物ですが、作中では最後に、主人公その人の手によって「殺すしかない邪悪」のように扱われて廃人のような状態になって終わったと記憶されています。 当時、この展開には大変ショッキングだったという意見を耳にしました。...

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道はタイへと

 師父から教わったことによると、武術としての段階は気功で言うなら小周天までで十分。 そこから先の段階では武術は無くていいようです。 だからうちに練習に来てくれる皆さんには数年でそこまでを学んでいただいてあとは旅立ってもらう予定なのですが、どうも小周天まで行けなそうな人がかなりの確率でいます。...

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気功と武術と哲学と

 現在、フィリピンに到着しております。 前回は飛行機から降りて数日は頭痛がうっすら残っていたのですが、今回はそういうこともなく。 ただ、日本にいた時からの夏疲れが、気功学で言う処の暑邪が入ってしまっていて、渡航直前はもう倒れこむようにして休日に入ったものでした。...

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エスクリマドールとゲリラ戦の歴史 1

 今回のフィリピンでは、本当に町の雰囲気が変わっているので非常に驚かされています。 一日一回は雨が降るためか、足元が悪くてヘドロのようなにおいが常にしているのは相変わらずなのですが、本当にきれいになりました。 ホームレスの姿はほとんど見なくなり、ストリート・チルドレンは一度も見ていません。...

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エスクリマドールとゲリラ戦の歴史 2

 フクバラハップが穏健派と過激派に分裂し、そこから人民軍というゲリラが発生しました。 さらに、その流れから生まれたのが新人民軍です。 彼らはマニラのみならず、セブ、ミンダナオにまで勢力を伸ばし、各地でキャンプを開いて兵士の訓練と政府機関への奇襲を繰り返してきました。 また、選挙活動があると必ず妨害活動を行います。...

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フィリピン再訪・1

 前回フィリピンに修行に来た時に、グランド・マスタルから「次きたらお前にモンゴシを教える」と言われて謎の武術、モンゴシの存在を知りました。 アルニスのマノマノ(徒手部門)の一つで、フィリピン化した中国武術だと言うことは教えてもらい少し見せてはもらいました。 やはり中国武術の南進の研究をしに行った身としてはとても気になる物でした。...

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