ワクチン接種後のキャリステニクス
二度目のワクチン接種が終わってから、一週間から十日の間は運動をしないようにと言われました。 抗体が出来るまでの間は筋肉に炎症が起きやすいのだそうです。 これで心筋炎が起きることがもっとも深刻な副反応らしいので、筋肉に負担を掛けないのは重要なようです。 私はまったくスポーツに明るくないのですが、野球選手が接種後練習をして心停止で亡くなったそうですね。...
View ArticleBL愛好と人権について
news zeroさんはTwitterを使っています 「【Vチューバ-動画…県警が削除】 女性キャラクターの #Vチューバー 。 #千葉県警 の動画で 自転車にのるときの注意点を 紹介するため起用されたんですが、 「性的対象物として描写されている」 と抗議をうけ削除される事態に。 #newszero https://t.co/xSBfXsl9Hs」 /...
View Articleアジアの経済状況の変化
日本のワクチン接種率がアメリカを追い抜き、経済的にはバブル以来の最高値がマークされたことで旧社会のシステムが持ち越してまだなんとか行けるかもしれないと思われた方も多いかもしれません。 私もあるいは、これはそういうこともありえるのか? と感じ、それがために、いや、だとしたら長期的に見た時にはかえって周辺諸国に水をあけられるからむしろ遅れてしまうのできついかもしれないという感じさえしました。...
View Articleパラダイム・シフト下での狂気と真実
いま、手元に「バブルと狂気」という電子書籍があります。 この本は、中世ヨーロッパから近代における世間での流行(バブル)に熱狂した人々の狂気とそれが及ぼした社会現象を取り上げた物です。 中には、チューリップ・バブルで経済を破たんさせてしまったと言うようなお話が沢山書かれています。 他にも、決闘や毒殺と言ったような新聞ネタがこれまでにどれだけ世の中で「流行」したかということが挙げられています。...
View Article惜しい人たち
昔の武術雑誌を読む機会が増えました。 元々、自分の師父から教わっていること以外には全く興味が無く、他門派はやってることが違うので参考にもならないと感じているのであまりよそ見をしないで来ています。 師父になってからも、自分は蔡李佛は師父だが中国武術全般のことに関しては何も知らない素人であると言ってきました。...
View Article強い人
私は今回のパラリンピックの開催にも、衛生的見地から非常に反対だったのですけれども、大会の意図自体には関心を持っています。 すでに何年も昔から、パラスポーツ・アスリートの義肢は装着すれば四肢不全でないアスリートよりも高い記録が出せることが知られています。 これは、福祉分野における人体工学の発展に非常に重要な物であることは間違いありません。...
View Articleデマを流して扇動する奴
先日ね、緊急宣言事態下でフェスに参加したアーティストたちについて書いたりしました。 私は彼らに対してキャンセルをするスタンスであることも書きました。 彼らに対するのと同じ理由で、練習会を開いているような武術や武道、格技団体のエゴイズムに関しても非常に批判的です。 そんな我儘さや体制の見えなさ、倫理性の低さに加えて、危機意識の無い連中からはお粗末なことしか学べまいとさえ思っています。...
View Articleルパンの話
コナンやターザンなど、百年前のヒーローを去年からよく読んでいますが、手に入りやすい限りのターザン・シリーズ20冊ばかりを読み終えたので、いまはルパンに入りました。 このルパンも、小学校一年生の時にポプラ文庫でとても楽しみに読んでいたシリーズです。 ただ、これもターザンと同じく、子供向けに大層意訳されていたらしく、原作はだいぶ印象は違うと聞いていました。...
View Article一代目のアルセーヌ
以前にモーリス・ル・ブランのアルセーヌ・ルパンのシリーズを読み返していると言うことを書きましたね。 シリーズを読み続けているのですが、ここでまた知りたかったことをいくつか目にすることが出来ました。 私が伝統武術の継承者としてルパンを読んでいるのは、単に子供の頃に読んで大好きだったヒーローだと言うだけではなくて、前のパラダイム・シフトの時の身体文化や武術、社会傾向などについて興味があるからです。...
View Article一代目のアルセーヌ 2
前回から続いてアルセーヌ・ルパンのお話です。 彼がホームズへの当て馬として創作されたということを前の記事では書きましたが、ホームズと言うのは推理力を最大の武器として、かつ腕力に関しても東洋の武術をルーツとする「バリツ」の使い手である、というただ知的なだけではない肉体的能力もあるヒーローとして書かれています。...
View Article一代目のアルセーヌ 3
前回は、ルパンの紳士強盗としてのルーツについて触れました。 中国で言う緑林の徒などと言われる存在が彼の実態だと思われる次第です。 これは武侠小説などでおなじみですね。 または侠盗などとも言います(八卦掌の開祖についての記事に書きましたね)。 この人達、当然武侠の類なので武力に物を言わせるのですが、ルパンの場合は心得ているのはボクシングとサファーデだと書きました。...
View Article現実とフィクション 1・超人キンタマン
子供の頃に、宇宙一面白いと思っていたマンガがありました。 コロコロコミックに載っていた「超人キンタマン」です。 もう、面白くて面白くて読むと笑い転げて呼吸困難になって気絶しそうになってちょっと漏らしちゃったりかるく吐いちゃったりするくらいでした。...
View Article現実とフィクション 2・太陽と一緒にいるか
では、それを読んだことも見たこともない私が、鬼滅の刃に関することを書いてみたいと思います。 読んでも見てもないのにどういったことかと言いますと、先日ラジオを聴いていた時に、COVIDが収まったら何がしたいですか? みたいなお話をやっていたんですね。 その中で、リスナーさんから届いたお便りの内に、子供を連れて旅行に行きたい、という物がありました。 なんでも、鬼滅の刃に登場するキムツジムザン?...
View Article他人の顔色をうかがうばかりの生き方
昔から、疑問に思ってる物語ってありますよね? 浦島太郎とか。 謎が解けない話って多いですよね。 その中の一つに、蜘蛛の糸ってのが私の中にはあって。 あんな分かりやすい寓意なのになんで? って思う人も居るかもしれないけれど、あのお話は一つ重大な謎があるんですよ。 というのはね、カンダタが掴まっていた蜘蛛の糸に、沢山の罪人がぶら下がってくるじゃないですか。...
View Article尊我斎先生記す 1・はじめに
緊急事態宣言が全国的に解除されましたが、私の学門の日々は当然続いています。 学問に関する昔の本を取り寄せては研究しているのですが、先日また、日本における中国武術研究の第一人者、K先生の本を入手いたしました。 前回は孫禄堂先生の「拳意述真」の翻訳&解説本を読んだのですが、今回は少林派の「少林拳術秘訣」を翻訳した物を手にしました。 これはね、先の物と較べるとだいぶお手に取りやすい価格となっています。...
View Article尊我斎先生記す 2・歴史と実技
さて、前回に例によって原典に書かれている部分と訳者の私見を切り分けることを前提におススメしますと書いたのですが、これがですね、特に頼りないのが今回思想面に関してです。 やはりここは、やっている人間とやってない人間の差がでます。 私は実際に南派少林の伝人として修行をしてきて、ずっとこれは仏教の行であるということを教わってきたんですね。 それが驚きだったし、新鮮でした。...
View Article尊我斎先生記す 3・内功と本質
「少林拳術秘訣」の内容ですが、独自の用語として現在我々が使っているのとは意味が違う語がいくつかあります。 一つは「内家拳」「外家拳」と言う言葉です。 これは孫禄堂先生の表現が普及して以後、今に至るまで内家拳とは道家拳法、外家拳とは仏教系、という風に使われていますが、尊我斎先生はこれを内家拳=うちの拳法、外家拳=よその拳法、と言う様に単に主観的な視点からの表現として使っています。...
View Article愚民化教育の現場
「暴走したトロッコ、5人を救って1人を殺すか?」と倫理の質問をした教師。しかしある高校生が返した答えに心からゾッとした究極の問いwww.imishin.me この記事を読んで、ゾッとしました。 まぁ、この記事で取り上げられている先生が実在する人なのか、このような件が本当にあったのかは定かではありません。 あくまでもし本当のことであるならば、というお話になります。...
View Article尊我斎先生記す 追記
尊我斎先生の著書は、多くの武侠小説や武林の価値観に影響を受けたと聴きます。 その中で個人的に関心を持ったのは、著書中で「南派は北派に及ばない」という記述があることです。 これは映画の阿羅漢か何かで同様のセリフを見たことがあったのですが、基本的に実際の武林で中国の先生方がこのようなことを言うのを聞いたことは無い。 むしろ、中国の先生方は南派を恐れている先生が多いような印象があります。...
View Article自然系と意念系
昔の武術雑誌を読んでいた処、心理学者で気功を学んでいるという先生の記事が載っていました。 この先生の発言で目が開かれたのが、気功には二つの流れがあるということです。 一つは自然系で、もう一つは意念系だと言います。 この自然系と言うのは例えば五禽戯などのような動物の真似をすることを重視したような物であったりする、と言います。...
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