内功と換骨
現在起きている右下腿の変調を、初め気功のせいかと思ったと書きました。 というのも、換骨と言って、内功(気功)をしていると身体の内側が発達して骨格が変わるためです。 そうやって、中国武術や気功にあった身体になるからこそ効果がある、というのが中国式の考え方です。 よって、体型や相でその人の実力はある程度分かる、とされています。 この変化と言うのは恒久的な物もありますし、一時的な物もあります。...
View Article今後の予定 随時更新
10日 日曜日アルニス・サンデー 山下公園中央部芝生辺りで、10時より 一般 1500 外国人 TIP 16日 土曜日 通常練習 18時30分より 関内大通り公園 水の広場にて 功夫班 2500 アルニス班 1500 外国人 TIP 17日 日曜日 湘南クラス 茅ヶ崎駅近く、ダンススタジオ YOU&MEさんにて。 10時より11時30位まで。...
View Article功夫静脈瘤
結局、整形外科でも深部静脈瘤の可能性を伝えられて「苦しくなったらすぐ救急車呼んで」と言われたので、血管の専門医に行きました。 静脈瘤だったら即日手術が出来るというのが売りのところです。 待合室には先生のテレビ出演の告知が張り出されていました。 そういう先生のためか、機械で足を検査している中「あ、これ、血塊出たら死ぬからね」とフランクに言われました。...
View Article功夫静脈瘤 タオ編
先の稿では静脈瘤と禅について述べましたが、今度は我々のもう一つの思想的支柱、老荘思想からこれを見てみましょうか。「気」という物はこの老荘の思想、タオイズムの思想において重要な物です。 人体と言うのは、気、血、水が働いて活動を可能としていると考えられています。...
View Article宗教と哲学とデッドプール
先日、宗教と哲学は同じ問いに対する角度の違いなので代替が可能であるということを書きました。 ただ、これは決して勘違いしてはいけないのは、ならば哲学の方が宗教より偉いというようなことです。 これは決してそういうことではない。...
View Article今週の予定
16日 土曜日 通常練習 18時30分より 関内大通り公園 水の広場にて 功夫班 2500 アルニス班 1500 外国人 TIP 17日 日曜日 湘南クラス 茅ヶ崎駅近く、ダンススタジオ YOU&MEさんにて。 10時より11時30位まで。 夕方の関内WSと合わせてご参加の方は、合わせて4000にて承ります 一般 2500 外国人 TIP 関内WS 関内駅徒歩5分...
View Article体で知る
昨日はだいぶ膝を動かしやすかったので、ようやく安座をして瞑想が出来るようになりました。 禅や小周天などが出来るとだいぶ快適です。 小鳥たちのさえずりと夏の風が大変気持ちが良かったです。 夏の木陰の瞑想はとても好ましい。 実は私は前からタイに出家に行きたくて、南国で禅をしながら暮らせたら良いなと思っているのです。...
View Articleう~ん、残念
ある武術雑誌を買いました。 先月出された告知で、我が蔡李佛も含めた南派拳法から、フィリピン武術、シラットへのつながりを特集するとされていて、明らかにうちの仕事の話ではないかと思い、何か私も知らない部分の話が出るのではないかと楽しみにしていました。...
View Articleその後の病状
さて、以前に書いた通り静脈瘤でお医者に行ってまいりました。 血液検査の結果を見せてもらったのですが、炎症と血栓の数字はやはり上がっているとのこと。 そこで手術か注射かということになるかと思えば、謎の腫れが起きているので治せないという返事。 え、じゃあ何か対処は?...
View Article中国武術家の身体は分からない
今回のことで思い出しが事があります。 数年前に、盲腸で仕事中に倒れたことがあったのですが、その時も盲腸なんてわかりやすい劇症が出ているにも関わらず、触診で診断が出来ずに救急車で三つも病院をたらいまわしにされました。 どうやら腹腔の圧がおかしかいらしくて、お医者さんが触るたびに「うーん。よくわかんねえな」となっていたのです。...
View Article静脈瘤と元神
このあいだ書いた、血管医と膝の専門家の整形外科をハシゴした日のお昼は回転寿司でした。 仕事の間に割にパパっと食べやすい。 このところ、回転寿司でこれまであまり興味を持たなかった青魚を食べたり、納豆を食べることが多かったのですが、その昼も同じような感じでいました。 そして夜、げんなりした状態で整形外科を出て、まぁ晩御飯を食べないといけないよね。といったところで……回転ずしを食べてしまいました。...
View Article中国武術家の身体は分からない 二つのシステム
中国武術家の身体は練功で改造されてしまっているのでよくわからないことになっている、ということを書きました。 私の身体は格闘技時代にボロボロになっているのを、中国武術の練功で作った部分を活用して動かしているため、古武術式の整体をしている学生さんなどに診てもらうと、こんな体で動いているのは信じられないと言われてしまったことがあります。...
View Article骨と肉とを分離する
第二期生の学生さんたちも兵器と鉄線功に進んで来たんで、そろそろ骨肉分離をしていこうと思いました。 初めは骨格の運動(外形)と勁はともに動くのですが、これのリンクを断ってどんな形をしていても勁だけを独立して運用できるようになってこそ暗の勁です。 これを骨肉分離と言います。 骨と肉を分離させる。これがあるから私もボロボロの身体でも勁で支えて動くことが出来るのですね。...
View Article自分が消える
骨肉分離を伝授した後、そのままの状態で可能な限りの純粋な勁を使って套路をするようにと言っていたところ、打ち終わった学生さんが、いろんなことを考えている間が無くなる、と言っていました。 そう。 身体の中で静かにつながり続ける力を維持したまま動くことを考えると、余計な自我のざわめきは静まり返ってゆくのです。 そこはとても静かな穏やかな世界です。...
View Article盤龍棍
二期メンの学生さんの一人に、棍の套路を教授することが出来ました。 もちろんまだまだこれから練ってゆくことになるのですが、棍や刀が出来るようになるというのは拳術の錬成に大きな効果があるのでとてもおめでたいことです。 今回の棍の套路を盤龍棍と言うのですが、盤とはとぐろのこと。すなわち、盤龍とはとぐろを巻いた龍です。 この盤龍棍、斉眉棍や瘋魔棍などと同じく、多くの門派に伝承されている棍法です。...
View Article崇高と美
ショーペンハウエル先生曰く、人は芸術や自然の美に打たれた時、もっとも存在の本質への認識に近づけるそうです。 しかし、実際には多くの人にとってその時間は極めて短い。 また、自分が感じたものが何なのかを認識する能力はほとんどの人には存在していないそうです。 以前、なぜほとんどの人間は人間の言葉が通じないのか、ということを哲学の不在の可能性があると書きましたが、その原因がここにあったようです。...
View Articleムカつくと癒し
前の記事の捕捉をしましょう。 現実が何かを認識する能力と他人の感性のつぎはぎの具体的な例を挙げたいと思います。 例えば「ムカつく」という言葉を口にした時、あるいは「癒される」でもいいです。 腹の立つこと、精神的なささくれがなだめられるようなことなどを、それらの言葉で表現したとします。 その時に、ただ語彙が貧弱なだけで「ムカつくー」「癒されるー」ならそれはそれで良いのでしょう。...
View Article病状について
先週の終わりにMRIを撮り、その翌日に整形外科にそれを見せました。 結果、謎の嚢腫というものがふくらはぎにあり、それが炎症を起こしていたとのこと。 しかし、なぜそんな物がそこにあるのか、そしてどうして炎症など起こしているのか、まったく分からないとのことでした。「ばい菌? いや、こんなところに」と先生は呟いていました。...
View Article6月都内練習会
雨で始まった朝でしたが、開始時間の十一時までにはどうにか上がって、今回の都内練習会も無事できました。 学生さんのうち、肩甲骨周りの筋を傷めていて前回の練習にこれなかったという人がいたので、外気功で診てみました。 甲骨を砕かれるともう武術が出来ないと言われるくらい、このあたりは複雑にいろいろな細かい筋肉が重なりあっていて、傷めやすくて治しにくいところであるようです。...
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