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Channel: サウス・マーシャル・アーツ・クラブ(エイシャ身体文化アカデミー)のブログ
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内側の力と外気 2

 彼我の接点を活用して、向かってくる相手の力に対応した陰の力の流れに乗って自分の力を相手の内側に侵入させる。 これがきれいな借力の仕方です。 しかし、これには二つ難点があります。 一つは相手の力の流れが分からない。 もう一つは力の入れ方が分からない。 これらに関して、私は柔をやっていたので当たり前に出来るのですが、そうでないと確かに苦労するようです。...

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内側の力と外気 3

 力の使い方に関しては、地道な練功で上げてゆくに尽きるのですが、相手の力を読むということに関してはもう一つ苦労が必要になってくる気がします。 首を絞めるとか後ろから大殺しに抱くとかの力のかかり方を特定していない場合に、どうすれば力が読めるでしょう。 いきなり打ちかかってきたりするときにそれを読んで反応するのは確かに難しいところです。 ただ、それを読む感性を養うために気功が重要になる気がします。...

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バストン・イ・チャコ

 生徒さんがまた動画を挙げてくれました。 https://twitter.com/i/status/1175998510790926336バストン・イ・チャコ(警棒とヌンチャク)です。

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今週の練習予定

 今度の日曜日、6日には代々木公園にて都内練習会があります。 11時からの予定です。 雨天時は中止となりますのでご注意下さい。  一般 3500 予約 3000  よろしくお願いいたします。

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借力と手の内と腕試し

 借力について書いてきましたが、これに似た技術を用いる柔術の先生は、これらにおいて大事なのは手の内であると述べています。 柔術は元が刀槍の裏芸であるとされているので、これはよくわかる見立てであるように思います。 これを中国武術的に考えると、抓力、把力とも言えると思うのですが、事実、上に書いた柔術流派の先生の中が、両者を共通の物だと記述しているのを読んだこともあります。...

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プラトー到来

 この数週間、アンイーヴン・プルが上がらなくなっていました。 二回目に差し掛かるくらいは行っていたのに、急にまったく上がらなくなってしまいました。 これは疲れているのか、それとも腱が弱っているのか、あるいは神経系の問題か。それとも体重が増えた? 頼みの綱のポール・ウェイド先生の本を読んでも「クローズド・プルが出来るならアンイーヴン・プルは出来るだろう」という雑なアドバイスしか書いていません。...

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勁をぶつける

 前の記事で、片方が腕を掴んで相手の体内に勁を流して潰そうとし、された方はそれを勁でこらえるということを書きましたが、これは腕試しだけではなくて、練功法としても行います。 排打功の一種なのですが、自分の内側から勁を出してこらえると、要はある種の勁の筋トレのような効果があります。 相手の圧に負けてしまって体内の勁の繋がりが切れてしまうとたちまち足元に抑え込まれてしまいます。...

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海賊たちの戦法

 最近、幻の日中合作大作映画「英雄 国姓爺合戦」をディグることができました。...

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今後の練習予定 随時更新

 今度の日曜日、6日には代々木公園にて都内練習会があります。 11時からの予定です。 雨天時は中止となりますのでご注意下さい。  一般 3500 予約 3000  よろしくお願いいたします。 13日 日曜日 都内練習会 代々木公園にて 11時より  一般 3500 予約 3000   10月20日 関内練習会  18時より  関内駅徒歩五分フレンドダンス教室さんにて  一般    3500...

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スライディング師父

 私が、スライディング老師とあがめているベトナムの師父がおられます。 我らが蔡李佛門は世界中に広まっているので東南アジアにこのようなすごい老師がいるのは何の不思議もありません。 特に上の世代の先生方は、文革の時に避難された方が多いようです。 ベトナムはまた阮(グェン)氏の統治でも知られており、いまでも阮姓が非常に多いという土地です。...

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100人施術

 師父から、100人に施術を施したら次の段階のことを教えると言われて、毎週コツコツと行ってきているのですが、それがようやく90人を越えました。 ここまでやってくると、確かに最初の頃とはだいぶ違う物が感じられるようになってきているように思います。 モニターを務めてくれるのは九割以上が女性なのですが、男性同士道場の仲間とやっていたのとは違う体格の幅があります。...

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シナ海海賊武術の歴史 1・海上朝廷

 相変わらず海賊関係の本を読み続けています。 シナ海における海賊文化というのは、宋朝の崩壊に始まると言って良いでしょう。 中国武術家がみんな大好きな武侠小説、水滸伝の北宋です。 これが騎馬民族の襲来によって滅びて、宋朝は南部に流転をしてゆき、南宋となります。 寄せ手側の騎馬民族も、内部で権力争いが続き、女真族からモンゴル族にイニシアチブが移って元朝を中原に開きます。...

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シナ海海賊武術の歴史 2・明朝

 南宋が完全に滅ぼされ、元朝が全土を支配に及んだ後、おなじみ、カラーギャングのように頭に紅い布を巻いた紅巾党の乱がおき、それをきっかけに今度は元が滅ぼされて明朝が興るのですが、この紅巾党、実は白蓮教徒が中心となっていました。 白蓮教というのは、マニ教に弥勒信仰が取り込まれた物だと言われていますが、このマニ教、ペルシャで起きた宗教で、ゾロアスター教やユダヤ教などが混合されたものです。...

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シナ海海賊武術の歴史 3・国姓爺合戦

 大国難であった大倭寇を凌いだ明朝を滅ぼしたのは、帰ってきた騎馬民族でした。 女真族の清朝が攻めてくるのに対して、明朝最後の抵抗をしめしたのが鄭成功率いる鄭家海軍です。 これは福建省にアジトを持つ軍閥なのですが、実態は海賊です。 この一団を継承した鄭成功、父は福建海賊、母親は日本人と言うハーフなのですが、この母親の田川マツさんと言う人、平戸藩士の娘さんです。...

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秋風・1

 どうも、また一つ大きな変化があったようです。 このところ、精の上昇がとても強くなっていました。 気功学では、まず心臓の脈拍が始まったところから中丹田が外の気を吸い、体内に巡らせ始めるといいます。 このうち、陰の気は重くて沈むので、臍下にある下丹田に降りてゆき、陽の軽い気は上に登って脳にある上丹田に至ります。...

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秋風・2

 前回に書いた精気の上昇が強くなったのには心当たりがあります。 一つは房中術の修行。もう一つは、施術の練習です。 師父から命じられて、百人に気功の施術を行うように行を課されているのですが、これが今現在、99人にまで至っています。 偏頭痛が治った人、脊椎狭窄が楽になった人、関節の可動域が増した人、鬱が楽になった人や精神的なトラウマを乗り越えられた人など、多くの人が喜んでくれています。...

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秋風・3

 これまでに書いてきた自分の変化とそれに関する見解を、師父にお話しました。 すると、そういうことはある、とのことでした。 そこから、その先のことをお話しました。 実は、上がってくる精気を小周天で循環させるのは問題ないはずなのですが、私はほかのこともしていたのです。...

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古典の考え

 気功において大きな変化が起きたときには、常に間違ったことではないかを検討することが重要です。 そもそもがエゴを肥大させることを目的に行っている人は変化に有頂天になってこれを見失い、結果すべてを悪い方にしてしまいます。 あまりにも多くの人がそのようになってしまう。...

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正道

 唐の時代のお坊さん、義浄さんを描いた小説、義浄征西伝が面白いです。 https://www.amazon.co.jp/海遊記―義浄西征伝-仁木-英之/dp/4163299106 この方は唐玄奘三蔵法師の頃のお坊さんで、お寺で育ったようです。 そのあたりを描いた部分では、私が習ったような、武術や学問を学んで世のためになる人となって具体的か力を持って救世を行う当時の仏僧の姿が垣間見えます。...

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ぶら下がる力と中国武術

 自分の手首をもう一方の手でつかみ、空いてる方の手で鉄棒を掴んで行う懸垂、アンイーヴン・プルアップの回数を増やしたくて二つの作戦を立てたということを以前に書きました。 一つは腕の筋量を肥大させる作戦。 もう一つは、筋力を上げる作戦です。 並行して試していたのですが、どうも私は後者のほうが向いているらしく、力の出し方を活用した練習法がいまのところは手ごたえがあります。...

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